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ケニアコーヒーの特徴は?等級AAと品種SL28・産地別の味わいを解説

ケニアコーヒーの特徴は?等級AAと品種SL28・産地別の味わいを解説

コーヒー豆は色々な生産地があるけれど、ケニアコーヒーって美味しいの?特徴を教えてほしい!

ケニア産の豆は等級AAとか品種SL28とかよく聞くけど、何が違うんだろう…

こうした疑問にお答えします。ケニアコーヒーは標高1,400m以上の高地で育つアラビカ種で、ブラックカラントを思わせる明るい酸味とフローラルな香りが世界的に評価されています。

本記事では、コーヒー豆研究所で3,000商品以上をカッピングしてきた経験をもとに、ケニアコーヒーの味わい・等級7段階・主要品種5種・5大産地・NCEオークション制度の歴史・焙煎度別の楽しみ方・おすすめ銘柄5選までを整理しました。

はじめてケニアコーヒーを選ぶ方も、すでに何度か試した方も、自分の好みに合う1杯を見つける手がかりとして参考にしてください。

この記事の結論
  • ケニアコーヒーは標高1,400m以上の高地で育つアラビカ種が中心で、ブラックカラント系の明るい酸味とフローラルな香りが最大の魅力
  • 等級はスクリーンサイズで7段階に分かれ、最上位AAは17/18メッシュ(直径6.75mm以上)が基準
  • 主要品種は5種(SL28・SL34・Ruiru11・Batian・K7)。SL28とSL34がケニアらしいリッチな酸味の源
  • 5大産地はニエリ・キリニャガ・エンブ・ムランガ・キアンブで、いずれもケニア山周辺の火山性土壌
  • 焙煎度別の楽しみ方は、浅煎り=フローラルと果実感、中煎り=黒糖系の甘味、深煎り=スパイシーなコクの3段階
  • おすすめ銘柄はラボカフェ ケニア・マサイ、サザコーヒー ケニア、自家焙煎かかし珈琲 ケニア マサイAA、コーヒーソルジャー ケニア カリアイニ、Bears Coffee ケニアAAマサイコーヒーの5商品
本記事を監修する専門家
コーヒー豆研究所 柏倉元太
柏倉元太

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。

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コーヒーを愛し続けて約10年。累計3,000商品以上をカッピングスコア基準で評価した上で、厳選して紹介しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。

それでは順番に見ていきましょう。

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ケニアコーヒーの特徴は明るい酸味と果実感

ケニアコーヒーの特徴は明るい酸味と果実感

ケニアコーヒーの最大の特徴は、ブラックカラントやグレープフルーツを思わせる明るい酸味と、ジャスミンのようなフローラルな香りです。標高1,400mを超える高地で育つアラビカ種ならではの果実感が、カップに注いだ瞬間から立ち上がります。

国際コーヒー機関(ICO)の品質評価でも、ケニアはコロンビアやエチオピアと並ぶハイクオリティ・マイルド産地として位置付けられています。スペシャルティ・コーヒー・アソシエーション(SCA)のカッピング基準では、ケニアの上位ロットは80点を安定して超え、トップロットでは90点台に到達するロットも珍しくありません。

コーヒー豆研究所でこれまでカッピングしてきたケニア豆を整理すると、味わいの輪郭は次の3軸で説明可能でしょう。

スクロールできます
味わいの軸具体的なフレーバーカッピングスコア目安
明るい酸味ブラックカラント、グレープフルーツ、ライムAcidity 8.0以上
フローラルな香りジャスミン、紅茶、ベルガモットAroma 7.75以上
フルボディ黒糖、シロップ、ベルベットの口当たりBody 7.5以上
※コーヒー豆研究所のカッピング検証より整理

同じアフリカ産でも、エチオピアが「華やかさと軽やかさ」に寄るのに対し、ケニアは「酸の強さとボディの厚み」が際立つでしょう。フレンチプレスで淹れたケニアコーヒーが、冷めるにつれて黒糖のような甘さを増していく体験は、何度カッピングしても新鮮な驚きを与えてくれます。

こうした個性が生まれる背景には、ケニアの栽培環境と独自の処理方法があるでしょう。ケニアの主要な農園では、収穫後にダブルウォッシュド(2回発酵)と呼ばれる丁寧なウェット精製を行います。この工程で果肉のミューシレージ(粘質物)を完全に除去するため、雑味が出にくく、輪郭のはっきりした酸味が残るのです。

ブラックカラントの酸味は、ケニア独特の二重発酵によるところが大きいんですね!

焙煎レベル
浅煎り:ライトロースト・シナモンロースト

ライトローストとシナモンローストは、浅煎りの焙煎度合いになります。

黄色から茶色へと変化する程度の焙煎度合いです。

コーヒーの風味はかなり弱い状態。

焙煎レベル
中煎り:ミディアム・ハイロースト

中煎りはミディアムローストとハイローストです。

この状態では茶褐色とまだ色は薄いものの、軽やかな風味を楽しめます。

特にハイローストは深煎りに近いため、コクと若干の苦味がありながら飲みやすいのが特徴です。

焙煎レベル
深煎り:シティ〜イタリアンロースト
  1. シティロースト
  2. フルシティロースト
  3. フレンチロースト
  4. イタリアンロースト

以上の順番で焙煎度合いは増していきます。

シティローストは最も人気な焙煎度合い。

苦みやコク、甘みのバランスが丁度よいのが特徴で、カフェで提供されるコーヒーもシティローストが多いです。

イタリアンローストになると、コーヒー豆の見た目はほぼ真っ黒です。

味もかなり濃く、味わいも濃厚になります。 

ケニアコーヒーの主な産地と標高

ケニアコーヒーの5大産地と標高比較

ケニアコーヒーの主要産地は、首都ナイロビの北側に広がるケニア山周辺に集中する傾向です。5,199mのケニア山が生み出す火山性土壌と、年2回の雨季がもたらす豊富な水分が、コーヒー栽培に理想的な環境をつくります。

ケニアコーヒーの特徴は?等級AAと品種SL28・産地別の味わいを解説

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