コスタリカは小規模農家による丁寧な精製技術で知られる中米の産地です。近年はハニープロセスなど独自の精製方法で甘さを高めた豆が人気を集め、精製技術の実験場としても注目されています。
特徴
標高1,200〜1,700mの地域で栽培され、法律でウォッシュト式の精製設備が定められているため品質が安定しています。近年はミューシレージ(ぬめり)を残して乾燥させるハニープロセスが広く普及しています。小規模農家によるマイクロミル(小規模精製所)単位での高品質ロットが増えている点も特徴です。
味わい
ハニープロセスの豆は蜂蜜のような甘さとまろやかなコクが特徴で、ウォッシュトの豆はクリーンで明るい酸味が際立ちます。全体に雑味が少なく飲みやすい味わいです。精製方法による違いを飲み比べる楽しみ方もできる産地です。
おすすめの焙煎度
甘さとコクを引き出す中煎りが標準的です。ハニープロセスの豆は中浅煎りでも甘さを感じやすくなります。焙煎度を変えて精製方法ごとの違いを試すのもおすすめです。
合う淹れ方
甘さを引き立てるハンドドリップやカリタウェーブとの相性が良く、じっくり抽出するネルドリップでもコクを楽しめます。抽出速度を少し遅めにすると甘さがより引き立ちます。
選び方のポイント
精製方法(ウォッシュト・ハニー・ナチュラル)の表記を確認し、甘さ重視ならハニープロセスを選ぶとよいでしょう。マイクロミル名が記載されている豆は、トレーサビリティの高さの目安になります。











