ブルボン種はティピカ種と並ぶコーヒーの二大原種の一つで、世界中の銘柄豆のルーツとなっている歴史ある品種です。甘さの強さに定評があり、多くの高品質コーヒーの土台となっています。
特徴
18世紀にレユニオン島(旧ブルボン島)で発見された突然変異種とされ、中南米・アフリカなど世界各地で広く栽培されています。収穫量はやや少なめですが、風味の評価が高い品種です。ティピカ種からの自然交配で生まれたとされ、現在の多くの改良品種の親にもなっています。現在も中南米やアフリカの産地でブルボン種特有の栽培・収穫の手間をかけて育てられており、品種にこだわる生産者からの支持が根強くあります。
味わい
際立った甘さと、フルーティーで複雑な香りが特徴です。酸味とコクのバランスも良く、完成度の高い味わいに仕上がりやすい品種とされています。栽培地域による個性の違いも楽しめる、奥行きのある品種です。同じ産地の他品種と比べても甘さの評価が高く、品種の個性がはっきり感じ取れる豆です。
おすすめの焙煎度
甘さと香りを引き出す中煎りが標準的です。栽培地域や標高によって適した焙煎度がやや異なるため、産地情報とあわせて調整するとよいでしょう。
合う淹れ方
甘さを引き立てるハンドドリップとの相性が良好です。じっくり抽出することで、フルーティーな香りもより引き出せます。
選び方のポイント
栽培地域によって味わいの個性が変わるため、産地とあわせて確認すると好みの一杯を見つけやすくなります。同じブルボン種でも産地違いを飲み比べるのもおすすめの楽しみ方です。パッケージに品種名の記載がある豆は、生産者のこだわりが強いロットである場合が多く、選ぶ際の参考になります。











