
コマンダンテのミルって、C40とC60のどっちがいいの?ほかにもモデルはある?



普段挽く量と、外へ持ち出すかどうかで選ぶとわかりやすいですよ。国内の価格もあわせて比べてみましょう。
コマンダンテのミルを初めて選ぶなら、まずはC40 Mk4とC60 Baracudaを比べてみましょう。C40はNitro Blade刃を搭載した定番モデル、C60は大型のBaracuda刃と鋼でできた一体型ボディが特徴です。ほかにアウトドア向けのX25 Trailmasterもあります。色違いのモデルも多いのですが、色ではなくシリーズの違いに注目するのが、迷わず選ぶコツです。
この記事では、メーカーの公式情報と国内正規取扱店の販売情報をもとに、使い方に合わせたモデルの選び方を紹介します。
- 自宅で1〜2杯分を挽くならC40 Mk4が基本。40gの容器が2個付属
- たくさんの豆を速く挽きたいならC60。ただし重さは約1kg
- 外へ持ち出すならX25 Trailmaster。ForestはTigershark刃を採用
- C60のGold ClixとC40・X25の標準ダイヤルは互換性なし。国内在庫も要確認


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コマンダンテの現行シリーズを先に整理


Comandanteの公式製品一覧を見ると、現在のラインナップはC40、C60、X25、C40 Lab Seriesの4系統に分かれています。C40やC60には塗装や木材、色の違うモデルも多くありますが、使い方の違いにつながるのはシリーズです。ここではシリーズごとの特徴を比べてみましょう。
| 系統 | 主な設計 | 選びやすい用途 |
|---|---|---|
| C40 Mk4 | Nitro Blade刃、ガラスと樹脂の容器 | 自宅での標準的な手挽き |
| C60 Baracuda | 大型Baracuda刃、鋼製一体ボディ | 挽く量・速度を重視 |
| X25 Trailmaster | 持ち運びを想定したQTPボディ | キャンプや旅行 |
| C40 Lab Series | 刃の種類ごとに細分化 | 刃の特性を選びたい人向け |
Lab Seriesには、TigersharkやHammerheadなど刃の種類が違うモデルがあります。同じ「C40」でも、定番のNitro Bladeとは刃が異なる場合があるので注意しましょう。この記事では、購入前に比べやすいC40 Mk4 Nitro Blade、C60 Baracuda、X25 Forestの3台を中心に紹介します。
C40とC60の違いは刃・本体・重量


| 比較項目 | C40 Mk4 Nitro Blade | C60 Baracuda |
|---|---|---|
| 刃 | Nitro Blade | Baracuda |
| 本体 | 木製外装または塗装の各仕様 | 鋼製一体ボディ |
| 付属容器 | ガラス1個+樹脂1個、各40g | 樹脂製2個 |
| 重さ | 色・仕様により異なる | 約1kg(メーカー公表) |
| 調整部品 | 標準のグラインドダイヤル | Gold Clix |
| 国内掲載価格例 | 60,500円〜 | 132,000円 |
C60のBaracuda刃は、速く挽けるように設計された刃です。メーカーによると、フィルター用の挽き目なら1秒あたり約1g以上挽けます。ただし、これは当サイトが同じ豆・同じ挽き目で測った数値ではありません。速さだけでC40より優れていると考えず、一度に挽く量と、約1kgの本体を支えながら挽き続けられるかもあわせて考えましょう。
国内での掲載価格を比べると、C60はC40の約2.18倍です(132,000円÷60,500円)。差額は71,500円になります。毎朝15〜20gを1回挽くくらいなら、速さのためだけにこの差額を払う価値があるか、よく考えたいところです。反対に、何杯も続けて淹れるお店や家族の多い家庭では、挽く時間の短さが大きなメリットになります。
用途別に選ぶコマンダンテの3モデル


ここで紹介する3台は同じメーカーの製品ですが、刃とボディの設計がそれぞれ違います。番号は性能の順位ではなく、用途別の紹介順です。写真はメーカーの商品ページに掲載された画像で、価格は国内取扱店の表示をもとにしています。
1. 自宅用の基準に「C40 Mk4 Nitro Blade」


- 40gのガラス容器と樹脂容器が1個ずつ付属
- メーカー情報や取扱店が多く、比べやすい
- 国内価格は60,500円からと高め
- 木製外装のモデルは濡れたまま放置できない
初めてコマンダンテを買うなら、まず候補になるのがC40 Mk4です。40gまで入るガラス容器と樹脂容器が1個ずつ付いてきます。豆を量ってから挽きたい人には、この容器が付いている点も選ぶ理由になります。
写真のBlackは塗装仕上げのモデルです。C40には木製外装のモデルもあり、見た目だけでなくお手入れの方法も変わります。価格は「60,500円〜」と表示されているため、選ぶ色によっては値段が変わる場合があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 刃 | Nitro Blade |
| 付属容器 | ガラス・樹脂各1個、各40g |
| 生産国 | ドイツ |
| 国内掲載価格 | 60,500円〜(税込) |
| 在庫 | 販売ページで確認 |
2. 複数杯を続けて挽くなら「C60 Baracuda」


- 大型のBaracuda刃で、続けて挽く用途に向く
- 鋼製の一体ボディで、樹脂製容器が2個付属
- 約1kgとC40より重い
- 国内価格は132,000円で、在庫の確認も必要
家族の分をまとめて挽く、お店でテイスティングするなど、続けて豆を挽くならC60がおすすめです。メーカーは、Baracuda刃と鋼製の一体ボディによって効率よく挽けると説明しています。ただし、重さは約1kgあります。手挽きミルは片手で本体を支えながら挽くので、この重さは見逃せないポイントです。
写真はC60のStone Washedというモデルです。価格の132,000円は国内取扱店に掲載されているC60シリーズの一例なので、色や付属品、在庫は販売ページで確かめてください。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 刃 | Baracuda |
| 本体 | 鋼製一体ボディ |
| 重量 | 約1kg(メーカー公表) |
| 付属容器 | 樹脂製2個 |
| 国内掲載価格 | C60シリーズ132,000円(税込) |
3. 持ち出すなら「X25 Trailmaster Forest」


- 持ち運びを想定したボディとポップリッド
- ForestはTigershark刃を採用
- C40とは付属容器の構成が異なる
- 色によって在庫や価格が異なる場合がある
キャンプや旅行先で豆を挽きたいなら、X25が向いています。公式の商品ページによると、ForestはTigershark刃、QTP素材のボディ、シリコーン製のポップリッドを採用しています。C40 Mk4とは付属容器の構成が違うので、付属品はX25の商品ページで確認しましょう。
国内取扱店でのX25 Trailmasterの掲載価格は53,900円です。ForestとDuneでは仕様が異なる場合があるため、色だけでなく刃の名前もあわせて確認しておくと安心です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 刃 | Forest:Tigershark |
| ボディ | QTP素材 |
| 付属・構造 | シリコーン製ポップリッド |
| 生産国 | ドイツ |
| 国内掲載価格 | X25 Trailmaster 53,900円(税込) |
クリック調整と交換部品で失敗しないために


C40の挽き目は、刃が閉じた状態を「クリックゼロ」として、そこから何クリック開くかで調整します。Comandanteの公式FAQによると、本体を横向きに持ち、ハンドルが自分の重さで下に落ちなくなる最初の位置がゼロです。そこから緩める方向にクリックを数えていきます。閉じる方向へ無理に締め込むのは避けましょう。
| 抽出方法 | 公式FAQの開始目安 | 調整の手がかり |
|---|---|---|
| エスプレッソ | 7〜13クリック | 抽出量・時間と味 |
| ペーパードリップ | 18〜35クリック | 粉量・ドリッパーと味 |
| カッピング・フレンチプレス | 25〜35クリック | 浸漬後の味と粉の状態 |
同じ「25クリック」でも、ゼロの位置の決め方が違えば挽き目は同じになりません。使った豆、抽出器具、粉の量と一緒にクリック数をメモしておき、味を見ながら1クリックずつ調整しましょう。ネットのレシピに書かれたクリック数は、その人の豆と器具での目安として参考にしてください。
もう一つ気をつけたいのが、交換部品の組み合わせです。C60専用のGold Clixダイヤルは、標準の軸やRed Clix軸とは互換性がないと明記されています。反対に、C40やX25用の標準グラインドダイヤルもGold Clix軸には使えません。名前が似ている純正品でも、交換するときは本体と軸の型番を確認してください。
モデル別に手入れの方法を分ける
お手入れの方法も、モデルによって違います。公式FAQでは、C40は水に浸したり食洗機で洗ったりしないよう案内されています。刃や内部はブラシで粉を払い、木製外装の汚れは湿らせた布で拭いてすぐに乾かすのが基本です。ガラスや樹脂の付属容器と、本体の洗い方は分けて考えましょう。
一方、C60とX25は水ですすぐ方法が公式FAQに載っていますが、食洗機は使えません。水洗いした場合は、分解して動く部分までしっかり乾かしましょう。初めて分解するときは部品の順番を確認し、C40の刃のまわりにある3本の固定ネジは外さないでください。メーカーは、このネジを緩めると調整や保証に影響すると説明しています。
国内で買う前に在庫・販売店・支払総額を確認する
今回確認した国内の販売ページでは、C40が60,500円〜、C60が132,000円、X25が53,900円でした。ただし、確認した時点では3モデルとも在庫切れでした。すぐに手に入るとは限らないので、再入荷の予定と希望の色が選べるかを確認しておきましょう。
ミル本体以外にかかる費用も考えておきましょう。豆や抽出器具をまだ持っていない人は、ドリッパーやペーパー、スケールの代金も含めて予算を決めるのがおすすめです。ほかのメーカーの手挽きミルとも比べたい人は、次の記事も参考にしてください。


海外の公式ストア、国内の正規販売店、マーケットプレイスで価格が違う場合は、送料・保証の窓口・交換部品の取り寄せ先を並べて比べると判断しやすくなります。安い出品を選ぶ前に、販売者と型番がはっきりしているかも確かめましょう。
容器やダイヤルを後から買い足すつもりなら、購入店に本体のモデル名と軸の種類を伝えておくとスムーズです。公式FAQでは、交換部品や修理について、販売店かメーカーサポートに連絡するよう案内されています。保証期間は販売ページだけで判断せず、注文前に購入店の条件を確認しておきましょう。
コマンダンテのよくある質問
- C40とC60はどちらが初心者向けですか?
-
自宅で1〜2杯分を挽くなら、国内価格と付属容器を比べやすいC40 Mk4から検討するのがおすすめです。C60は、たくさんの豆を続けて挽く機会が多く、約1kgの重さも気にならない人に向いています。
- C60のクリック数はC40のレシピと同じでよいですか?
-
同じクリック数では考えないでください。C60はGold Clixという調整部品を使っていて、C40の標準ダイヤルとはつくりが違います。それぞれの取扱説明書と、実際に淹れた味をもとに調整しましょう。
- X25 TrailmasterはC40と同じ刃ですか?
-
C40 Mk4のNitro Bladeとは異なります。この記事で紹介しているX25 Forestは、Tigershark刃を採用していると公式に案内されています。X25にはほかの仕様もあるため、購入するときは製品名と刃の種類を確認してください。
- C40は水洗いできますか?
-
本体を水に浸すのは避けてください。Comandanteは、C40本体を水に浸したり食洗機で洗ったりしないよう案内しています。木製外装やベアリングを傷めないよう、公式の手順に沿ってお手入れしましょう。
使う量と持ち運びからコマンダンテを選ぼう
自宅で1〜2杯分を挽くならC40 Mk4、たくさんの豆を速く挽きたいならC60 Baracuda、外へ持ち出すならX25 Trailmasterが選び方の目安です。見た目の色よりも、刃・重さ・調整部品の違いを先に確認し、国内の在庫と価格も比べてから選びましょう。
- C40 Mk4はNitro Blade刃と40g容器2個が付く定番モデル
- C60はBaracuda刃と約1kgの鋼製一体ボディが特徴
- X25 ForestはTigershark刃と持ち運びやすいボディ
- C60のGold ClixとC40・X25の標準部品は互換性がない
コーヒー豆研究所の記事を根拠に、関連情報と一緒に回答します。
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