
おすすめのクレマが出せる直火式エスプレッソメーカーが知りたい



自宅でも簡単にクレマが出せる方法が知りたい
クレマを出したいなら、加圧バルブなどクレマを作る仕組みがついたマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)を選びましょう。定番はビアレッティのブリッカ(4カップ12,300円)と、国内ブランドのCoFika Crema Rich(8,680円)です。
ふつうのマキネッタは蒸気の力でゆっくり抽出するため、エスプレッソのようなきめ細かい泡はほとんど立ちません。この記事では、クレマを作る仕組みをメーカーや販売元が説明している4機種と、クレマは控えめでも人気の定番3機種を、価格・容量・重さ・IH対応で比べました。
- クレマが出るのは、加圧バルブなどのクレマ機構がついたマキネッタ
- 大手の安心感ならビアレッティのNEWブリッカ、価格重視ならCoFika Crema Rich
- IHで使いたいならブリッカ インダクション(直火・電気コンロ・IHに対応)
- ふつうのマキネッタ(モカエキスプレスなど)は、濃いコーヒーは淹れられるがクレマはほとんど出ない
- 水は安全弁の高さまで。火加減は機種の説明書に合わせる


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エスプレッソを抽出した際に出るコーヒーのクレマとは?


クレマとは、エスプレッソの表面に浮かぶ、きめ細かい泡の層のことです。イタリア語で「クリーム」を意味し、なめらかな口当たりと香りを楽しめます。
クレマの仕組み
エスプレッソマシンは、9気圧前後の高い圧力でお湯を粉に通します。このとき、焙煎した豆に残る二酸化炭素と油分などが細かい泡になり、表面に浮かんだものがクレマです。
泡がどのように安定するかは、科学的にもまだ解明されていない部分があります。ただし、高い圧力で一気に抽出しないと、きめ細かい泡はほとんど立ちません。
クレマの特徴
- 色はヘーゼルナッツ色から濃い茶色
- きめが細かく、なめらかな口当たり
- 香りを閉じ込め、エスプレッソの風味を引き立てる


直火式エスプレッソメーカーとは?


直火式エスプレッソメーカーは、コンロにかけて沸かしたお湯を、蒸気の力で粉に通して抽出する器具です。マキネッタやモカポットとも呼ばれます。下のボイラーに水、中のフィルターに粉を入れて火にかけると、上のサーバーに濃いコーヒーがたまる仕組みです。
通常のマキネッタでクレマが出にくい理由
ふつうのマキネッタは、ボイラー内の蒸気の圧力でお湯を押し上げます。この圧力はエスプレッソマシンよりずっと低く、マキネッタの抽出を測定した研究でも、抽出液には本来のエスプレッソにある泡の層がないことが示されました。
そこで、抽出口に加圧バルブをつけ、圧力をためてから一気に押し出すのがクレマ機構つきのマキネッタです。ブリッカ・CoFika・Cremiuは、それぞれ違う方式のバルブでこの仕組みを実現しています。
直火式エスプレッソメーカーがおすすめな人
- 電気を使わず、コンロで濃いコーヒーを淹れたい人
- エスプレッソマシンより手ごろな価格で始めたい人
- カフェラテやアレンジのベースを家で作りたい人
- 淹れる手間そのものを楽しめる人
重さやサイズは機種によって大きく違い、軽いものは400g前後、IH対応モデルは900g台になります。キャンプなどに持ち出すなら、軽いアルミ製を選びましょう。


クレマが出るおすすめの直火式エスプレッソメーカー4選


選定基準は、クレマを作る仕組み(加圧バルブなど)をメーカーや販売元が説明していて、国内の通販から買えることです。入手しやすさと価格、使える熱源で比べて並べました。価格はメーカー公式通販・公式楽天店・国内販売店の税込価格です。
| 商品 | クレマの仕組み | 容量 | 重さ | IH | 価格(税込) |
|---|---|---|---|---|---|
| ビアレッティ NEW ブリッカ 4カップ | シリコン膜の加圧バルブ | 170ml | 660g | ×(純正プレートで可) | 12,300円 |
| CoFika Crema Rich | 増圧バルブ+パックスクリーン | 1〜2カップ | 約420g | ×(プレートで可) | 8,680円 |
| Cremiu(クレミウ) | バネ式の調整バルブ | 水80ml | 約370g | ×(プレートで可) | 14,850円 |
| ビアレッティ ブリッカ インダクション 4カップ | シリコン膜のコラム | 4カップ | 915g | 〇 | 15,800円 |
※2026年10月時点
1. 大手の定番で選ぶなら「ビアレッティ NEW ブリッカ」


- 加圧バルブで圧力をためてから抽出し、クレマが立つ
- 大手メーカー品で、公式楽天店から買える
- 2カップ(100ml)と4カップ(170ml)を選べる
- 本体はIH非対応(純正のIHプレートを使えば可)
- 洗剤・食洗機は使えず、水洗いのみ
マキネッタの元祖ビアレッティが、クレマを作るために設計したモデルです。現行のNEWブリッカは、シリコン膜を使った加圧バルブで圧力をためてから一気に抽出し、表面にクレマを立てます。
火加減は中火で、上のサーバーにクレマができたらすぐに火から下ろすのがコツです。ボイラーはアルミ製なので、使い終わったら洗剤を使わず水洗いしましょう。
| 容量(抽出量) | 2カップ100ml/4カップ170ml |
|---|---|
| サイズ(4カップ) | 幅10.5×奥行20×高さ20cm |
| 重さ | 2カップ396g/4カップ660g |
| 素材 | アルミニウム |
| IH | 非対応(純正IHプレート併用で可) |
| 価格(税込) | 2カップ11,300円/4カップ12,300円 |
2. 価格とクレマのバランスで選ぶなら「CoFika Crema Rich」


- 公式通販で税込8,680円・送料無料と、クレマ機構つきでは手ごろ
- 極細挽きの粉と軽いタンピングに対応
- 熱源ごとの使い方ガイドが公式にある
- 1〜2カップ用で、一度にたくさんは淹れられない
- IHで使うにはヒーティングプレートが必要
日本のブランドCoFikaのマキネッタで、改良した安全弁、パックスクリーン、抽出口の増圧バルブの3つで圧力を高めます。極細挽きの粉に対応した細かいフィルターを使い、軽いタンピングもできるので、エスプレッソに近い淹れ方を試せます。
火加減は強めにして短時間で抽出するのが公式の推奨です。挽き目や火力でクレマの立ち方が変わるため、最初は公式の手順どおりに淹れてから調整しましょう。
| 容量 | 1〜2カップ(水80ml→約40〜55ml) |
|---|---|
| サイズ | 幅15.9×高さ15.3cm |
| 重さ | 約420g |
| 素材 | 本体アルミ合金、取っ手ナイロン樹脂(木目調) |
| IH | 非対応(ヒーティングプレート併用で可) |
| 価格(税込) | 8,680円(公式通販・送料無料) |
3. クレマの立ち方を調整したいなら「Cremiu(クレミウ)」


- バネ式バルブの圧を自分で調整できる
- 極細挽きの粉が使える
- 約370gと軽い
- メーカー公式サイトがなく、販売店の情報が中心
- IHで使うには別売のプレートが必要
抽出口に、バネで閉じた蒸気圧の調整バルブがついたマキネッタです。蒸気の圧がバネの力を超えるとバルブが開き、コーヒーが一気に押し出される構造です。ふたをドライバーで締めるとバネの圧が上がるので、好みに合わせてクレマを調整できます。
極細挽きの粉に対応しているのも、ふつうのマキネッタにはない特徴です。1回に使うのは粉約18g・水80mlです。手入れは水洗いのみで、洗剤と食洗機は使えません。
| 容量 | 粉約18g・水80ml |
|---|---|
| サイズ | 幅15.5×高さ16cm(底面の直径8.7cm) |
| 重さ | 約370g |
| 素材 | アルミ、合成樹脂(木目調ハンドル)ほか |
| IH | 非対応(別売プレート併用で可) |
| 価格(税込) | 14,850円(楽天市場の販売店) |
4. IHで使いたいなら「ビアレッティ ブリッカ インダクション」


- IH・直火・電気コンロのどれでも使える
- クレマを作るシリコン膜のコラムを搭載
- 2層構造のボイラーで熱がまわりやすい
- 915gと重く、持ち運びには向かない
- 4機種の中では価格が高い
ブリッカのIH対応モデルです。ボイラーを内側アルミ・外側ステンレスの2層構造にして、IH・直火・電気コンロのどれでも使えるようにしています。
クレマを増やすためのシリコン膜のコラムはNEWブリッカと同じ考え方です。IHコンロの家庭で、プレートを使わずにクレマつきのコーヒーを淹れたい人に向いています。
| 容量 | 4カップ |
|---|---|
| サイズ | 幅12×奥行19.5×高さ19cm |
| 重さ | 915g |
| 素材 | アルミニウム合金、ステンレス鋼ほか |
| IH | 対応(直火・電気コンロも可) |
| 価格(税込) | 15,800円(公式楽天店) |
CoFikaとブリッカはどっちがいい?違いを比較
クレマが出るマキネッタで迷いやすいのが、CoFika Crema Richとビアレッティのブリッカです。主な違いは次のとおりです。
| 比較項目 | CoFika Crema Rich | NEW ブリッカ(2カップ/4カップ) |
|---|---|---|
| 価格(税込) | 8,680円 | 11,300円/12,300円 |
| クレマの仕組み | 増圧バルブ+パックスクリーン+改良した安全弁 | シリコン膜の加圧バルブ |
| 容量 | 1〜2カップ | 100ml/170ml |
| 重さ | 約420g | 396g/660g |
| 火加減の目安 | 強めの火で短時間 | 中火 |
| 粉 | 極細挽き対応・軽いタンピング可 | 説明書の挽き目に合わせる |
| IH | プレート併用で可 | 純正プレート併用で可 |
1〜2杯を手ごろな価格で、エスプレッソに近い淹れ方で楽しみたいならCoFika、2〜4杯をまとめて淹れたい、長く続くメーカーの製品を選びたいならブリッカが向いています。
クレマは控えめでも人気の定番マキネッタ3選
ここからは、クレマを作る機構はないものの、濃いコーヒーを手軽に淹れられる定番のマキネッタです。カフェラテのベースにしたい人や、まずは手ごろな価格で始めたい人に向いています。
1. マキネッタの元祖「ビアレッティ モカエキスプレス」


- マキネッタの定番で、サイズが1〜18カップまで選べる
- 3カップで410gと軽い
- 1カップ用は6,500円から買える
- クレマを作る機構はない
- IH非対応(対応プレートで可)
八角形のボディが目印の、マキネッタの元祖のモデルです。公式の淹れ方は弱火でじっくり温め、ゴボゴボと音がし始めたら火から下ろします。
クレマは立ちませんが、ドリップより濃く、コクのあるコーヒーが淹れられるのが魅力です。サイズは1カップから18カップまであり、家族の人数に合わせて選べます。
| 容量(3カップ) | 130ml |
|---|---|
| サイズ | 幅9×奥行16×高さ16.5cm |
| 重さ | 410g |
| 素材 | アルミニウム |
| IH | 非対応(対応プレートで可) |
| 価格(税込) | 7,400円(公式楽天店) |
2. ステンレス製でスタイリッシュな「ビアレッティ ヴィーナス」


- 18/10ステンレス製で丈夫
- 4カップ・6カップはIHに対応
- すっきりした丸みのあるデザイン
- 2カップはIH非対応
- クレマを作る機構はない
丸みのあるステンレスボディのマキネッタです。アルミより変色に強く、2カップは幅8×奥行13×高さ13.5cmと小ぶりなので、1〜2杯を淹れるのにちょうどよいサイズになっています。
IHで使えるのは4カップと6カップで、2カップは非対応です。食洗機の可否はメーカーの案内に違いがあるため、手元の説明書を確認し、迷ったら水洗いにしましょう。
| 容量(2カップ) | 85ml |
|---|---|
| サイズ(2カップ) | 幅8×奥行13×高さ13.5cm |
| 重さ(2カップ) | 455g |
| 素材 | 18/10ステンレス |
| IH | 2カップは非対応、4・6カップは対応 |
| 価格(税込) | 2カップ8,100円(公式楽天店) |
3. 総ステンレスで丈夫な「ILSA ターボエクスプレス」


- 総ステンレス製で、さびや変色に強い
- 国内専門店で日本語の説明書つきで買える
- 1・3・6・10カップから選べる
- クレマを作る機構はない
- IH対応の記載はない
イタリアのILSA社が作る、総ステンレス製のマキネッタです。国内の専門店では、日本語の説明書・保証・交換部品つきで販売されています。
3カップで抽出量は約150cc、重さは474gです。IH対応の記載はないので、ガスコンロで使いましょう。Amazonでは並行輸入品が国内専門店より高い価格で出品されているため、買う前に価格を見比べてください。
| 容量(3カップ) | 約150cc |
|---|---|
| サイズ | 高さ16.7cm(底面の直径6.7cm) |
| 重さ | 474g |
| 素材 | 18/10ステンレス |
| IH | 記載なし |
| 価格(税込) | 8,800円(国内専門店) |
直火式以外のエスプレッソメーカー


しっかりしたクレマを毎回出したいなら、電動のエスプレッソマシンも候補になります。
電動式
電動式のエスプレッソマシンは、ポンプでお湯に圧力をかけて抽出する機械です。豆を挽くところから抽出までボタン一つで行う全自動タイプと、粉を詰めてセットする半自動タイプがあります。
どちらもマキネッタより高い圧力で抽出できるので、クレマを安定して出せるのが強みです。価格とサイズは直火式より大きくなります。


カプセル式
カプセル式は、専用カプセルをセットしてボタンを押すだけでエスプレッソを抽出できるマシンです。豆を量ったり挽いたりする手間がなく、後片付けも手軽に済みます。


直火式エスプレッソメーカーの使い方


基本の使い方は次のとおりです。火加減や粉の詰め方は機種によって違うので、最後は説明書に合わせてください。
- ボイラーに水を入れる。安全弁の高さを超えないように入れる
- フィルターに粉を入れ、表面を平らにならす(押し固めるかどうかは機種の説明に従う)
- 本体を組み立て、コンロにかける。炎が本体の底からはみ出さないようにする
- 上のサーバーにコーヒーがたまり、音が変わってきたら火から下ろす
- 冷めてから分解し、水洗いして乾かす
火加減は機種によって正反対のこともあります。モカエキスプレスは弱火でじっくり、NEWブリッカは中火、CoFikaは強めの火で短時間が公式の推奨です。
抽出の最後にゴボゴボと勢いよく噴き出すまで火にかけ続けると、苦みや雑味が出やすくなります。音が変わったら早めに火から下ろしましょう。
直火式エスプレッソメーカーによくある質問


- ふつうのマキネッタでもクレマは出ますか?
-
ふつうのマキネッタは蒸気の圧力が低いため、エスプレッソのようなきめ細かいクレマはほとんど出ません。クレマを出したいなら、ブリッカやCoFikaのように加圧バルブがついた機種を選びましょう。
- CoFikaとブリッカはどちらがおすすめですか?
-
1〜2杯を手ごろな価格で淹れたいならCoFika Crema Rich(8,680円)、2〜4杯をまとめて淹れたいならNEWブリッカ(4カップ12,300円)が向いています。
- 使用後の掃除はどうすればよい?
-
ビアレッティやCremiuは、洗剤を使わず水洗いするよう案内しています。分解して水で洗い、よく乾かしてから組み立てましょう。パッキンは消耗品なので、定期的に交換します。
- IHでも使うことはできますか?
-
アルミ製の多くはIH非対応で、使うには別売のヒーティングプレートが必要です。ブリッカ インダクションやヴィーナスの4カップ・6カップは、IHでそのまま使えます。
- マキネッタに使う粉の挽き目は?
-
ふつうのマキネッタは中細挽き〜細挽きが基本です。CoFikaやCremiuは極細挽きにも対応しています。極細挽きに対応していない機種で使うと、抽出が遅れたりフィルターが詰まったりする原因になるので避けましょう。
おすすめの直火式エスプレッソメーカーでクレマを出してみよう!


最後に、この記事のポイントをまとめます。
- クレマは、高い圧力で抽出したときにできるきめ細かい泡
- マキネッタでクレマを出すなら、加圧バルブなどのクレマ機構つきを選ぶ
- 大手の定番ならNEWブリッカ、価格重視ならCoFika、IHならブリッカ インダクション
- ふつうのマキネッタは、クレマはほとんど出ないが濃いコーヒーを手軽に淹れられる
- 水は安全弁の高さまで、火加減は機種の説明書どおりに
クレマつきのコーヒーを家で楽しみたい人は、まずは自分の熱源と淹れたい量に合うクレマ機構つきのマキネッタを選んでみてください。
コーヒー豆研究所の記事を根拠に、関連情報と一緒に回答します。
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