おすすめのコーヒー焙煎機を教えてほしい!
業務用から家庭用まであるけど何がおすすめなの?自動式と手動式もあるよね。
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
コーヒーの焙煎機は種類が家庭用のものから業務用まで様々です。
そのため、何がコスパ高くて使いやすいのかわからないですよね。
そこで本記事では、タイプ別にコーヒー焙煎機のおすすめを16選紹介します!
- コーヒー焙煎機の仕組みは簡単で、熱風を発生させコーヒー豆を煎り上げる
- コーヒー焙煎機の選び方は大きく3つ
- おすすめのコーヒー焙煎機は「Gene Café コーヒーロースター」
日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒー焙煎機(コーヒーロースター)とは?
コーヒーロースターとは、生豆(グリーンビーン)を熱処理することで焙煎するための専用の機械です。
コーヒー豆は、焙煎前には非常に硬く、緑色をした生豆の状態です。
焙煎によって、コーヒー豆は香り豊かで味わい深い飲み物に変わります。
コーヒーロースターは、生豆に適切な温度と時間を与えることで、豆の中の化学反応を促し、豆の風味を最大限引き出す役割を果たします。
コーヒーロースターには、家庭用から商業用までさまざまなサイズと機能を備えたものがあります。
一般的に、コーヒーロースターはドラム式ロースターやホットエア式ロースターなど、焙煎プロセスで異なる方式を採用しています。
コーヒー焙煎機(ロースター)の仕組み
コーヒー焙煎機の後部には熱風が出る装置があります。
そこで熱風を発生させコーヒー豆を煎り上げます。
炭の持つ遠赤外線の熱(ここではガスより低い温度)と炭火によって発生する柔らかい熱や赤外線でふっくらコーヒー豆を焼き上げるのです。
シリンダー側面には赤外線発生装置を取り付け、下からのガスバーナーと側面から熱でふっくらと焼き上げるのが一般的です。
※シリンダーとはピストンが往復する円筒、気筒のこと
コーヒー焙煎機(ロースター)の選び方のポイント
では続いて、コーヒー焙煎機の選び方のポイントに参りましょう。
重要な選び方は合わせて3つあります。
以下の通りです。
- 熱源で選ぶ
- 焙煎方法・焙煎形式で選ぶ
- オプション機能で選ぶ
1つ1つ解説していきます。
熱源の違いで選ぶ
コーヒー焙煎機には3つの熱源があります。
- ガス式
- 電気式
- ガス式&電気式
それぞれメリット・デメリットがあるので詳しく見ていきましょう。
ガス式
ガス式の1番のメリットは、なんと言っても火力の調整が自分でできる点です。
つまり自分好みの焙煎にしやすいというわけです。
慣れるまでに時間がかかり、安定した焙煎を実現することが難しいというデメリットもいくつか存在します。
電気式
続いては電気式。
電気を入れるだけで自動的に焙煎してくれるので、全く難しくありません。
安定した焙煎をしたいという方にはおすすめの焙煎機です。
しかし、焙煎をしているという醍醐味は薄れてしまい、自分で出来る拡張性はなくなります。
ガス式&電気式
上記のメリットを合わせて作ったのがこのガス式&電気式。
ガスコンロの上に置いて電動で回す焙煎機で、火力の調整が出来る&自動で焙煎してくれる点が大きなメリットです。
デメリットは、日本仕様になっていない海外製の製品が多いことでしょう。
つまり焙煎機は大きくわけて3つの種類があるということだね!
焙煎方法・焙煎形式の違いで選ぶ
2つ目は焙煎方法・焙煎形式の違いで選ぶ方法です。
焙煎方法には手動式・電動式・自動式の3つがあります。
それぞれメリット・デメリット、その方式によっても焙煎形式が違うので合わせて確認しましょう。
焙煎形式も直火式・半熱風式・熱風式の3つに分かれます。
これらはコーヒー豆に熱を入れる方法の違いを表しています。
- 直火式:コーヒー豆に直接火が当たるタイプ
- 半熱風式:間接的に火が当たるタイプ
- 熱風式:直接火を当てず、熱風を送りこむタイプ
また熱風式の中には、熱風が直接当たらない「間接熱風式」というのもあります。
オプション機能の違いで選ぶ
コーヒー焙煎機を使う場合に最も大変なのが煙とカス・殻の処理。
思っているよりも煙が出ることがあるので、換気扇の下やベランダなどで使うにせよ、なるべく少ないのを選ぶのが賢明でしょう。
また焙煎時の音の軽減や、冷却機能などもあると良いオプション機能の1つです。
その他にも、焙煎量だったりサイズと重さも異なってきます。
これらは好みによって変わってくるので自分がほしい商品をあらかじめ考えておくと、サクッと買えるでしょう。
コーヒー焙煎機(ロースター)のおすすめメーカー
ここではコーヒー焙煎機のおすすめメーカーを紹介します。
合わせて3つあります。
- パナソニック
- カルディ
- ハリオ
パナソニック
パナソニックの特徴としては、プロの焙煎を自宅で再現できるように、高い性能を持った焙煎機を多く扱っています。
コンパクトで高性能な電動式コーヒー焙煎機が多い印象です。
またスマホと専用アプリを連動して焙煎状況を確認できたりと、使いやすく操作性に優れているのもポイントです。
朝忙しい方やなかなかまとまった時間がとれないという方は、パナソニックを検討してみましょう。
カルディ
皆さんにもおなじみのカルディもおすすめのメーカーです。
コーヒーを専門に取り扱っているブランドのため、自家焙煎の初心者から上級者向けまで幅広い層に対応したコーヒー焙煎機がたくさんあります。
日本語に対応したマニュアルも付いてきます。
ハリオ
コーヒーメーカーとしてお馴染みのハリオ。
ガラス器具を取り扱う会社として有名でしたが、コーヒー器具の優秀さでも評判の高い会社です。
そんなハリオのコーヒー焙煎機は、耐熱ガラスでできたレトロなデザインが好評です。
コーヒー豆が焙煎されているところを、ガラス越しに見ることができるので目でも楽しむことができ、自分の好みの焙煎に仕上げやすいです。
またハリオはガラス製品が得意なので熱によってガラスが壊れてしまうという心配もないくらい高品質です。
コーヒー焙煎機がたくさんあって見つからない場合はこれらのメーカーを基準にして、選ぶのもアリでしょう。
どちらも、自家焙煎初心者から上級者向けまで幅広いコーヒー焙煎機をたくさん取り揃えています。
おすすめ商品もこのメーカーを意識して見ていくと良いかもしれません。
コーヒー焙煎機(ロースター)の人気おすすめ16選!通販でも買える
では早速おすすめのコーヒー焙煎機を紹介していきます。
まとめると以下の通りです。
- Gene Cafe コーヒーロースター
- アイコーヒー コーヒーロースター
- YZHDQ 電動コーヒー焙煎機
- パナソニック The Roast
- 三商 コーヒー豆焙煎器 煎り上手
- ユニフレーム 焚き火ロースター
- ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-F60A
- m.m.d セラミックロースター
- EasyRaku コーヒー生豆焙煎器
- ハリオ コーヒーロースター・レトロ
- カルディ コーヒーロースター
- Behomor 1600AB plus 直火式コーヒー焙煎機
- フジローヤル COFFEE DISCOVERY
- フジローヤル R-101 1kgタイプ
- ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101
- コーヒー豆焙煎器 小型業務用 透明直火式 110V
- 初心者向けのコーヒー焙煎機
- アウトドア向けのコーヒー焙煎機
- 上級者向けのコーヒー焙煎機
- 業務用におすすめのコーヒー焙煎機
以上の4つのカテゴリー別で順番に紹介していきます。
【初心者向け】家庭用のおすすめコーヒー焙煎機(ロースター)5選
まずは初心者の方におすすめの家庭用のコーヒー焙煎機を4つ紹介します。
まとめると以下の通りです。
- Gene Café コーヒーロースター
- アイコーヒー コーヒーロースター
- YZHDQ 電動コーヒー焙煎機
- パナソニック The Roast
- ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-F60A
どれも簡単に取り扱うことができるので、初心者の方でも安心して使うことができます。
それでは見ていきましょう。
1. コーヒー焙煎機なら!3D回転方式採用「Gene Café コーヒーロースター」
最初に紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「Gene Café(ジェネカフェ) コーヒーロースター」。
家庭用の電動式コーヒー焙煎機です。
こちらの商品の特徴はなんと言っても、3D回転方式採用。
これによりコーヒー豆がうまく混ざって抜群の仕上がりになるんです!
初心者でも焙煎をうまく仕上げることが可能です。
初心者から上級者まで使えるコーヒー焙煎機
温度や時間設定ダイヤルで好みの温度や時間に設定することが可能で、こだわりの設定をしたい上級者にもおすすめ!
焙煎状態がよく見える透明の耐熱強化ガラス採用で、ドラムは本体から取り外せて掃除なども簡単に出来ます。
ディスプレイ式となっていて、設定などもわかりやすいのも嬉しいですね!
値段は¥81,270円(税込)。
熱源 | 電気式 |
焙煎方法 | 自動式 |
焙煎形式 | 間接熱風式 |
オプション機能 | 世界唯一の3D回転方式を採用、チャフコレクター |
重量 | 5.5kg |
サイズ | 57 x 31.2 x 30.8 cm |
焙煎量 | 約250g |
2. 初心者でも簡単に本格的な味が楽しめるコーヒー焙煎機「アイコーヒー コーヒーロースター」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「アイコーヒー コーヒーロースター」。
家庭用の電動式コーヒー焙煎機です。
こちらは焙煎時間をセットしてスイッチを入れるだけで、誰でも簡単に焙煎が楽しめるのが魅力的。
ヒーター温度の微調整も表示パネルを見ながらできるので、自分の好みに合わせて設定可能。
煙の排出が少ない
またこちらの最大の特徴は、「アフターバーナー」を搭載することによって、煙を格段に抑えられるようになりました。
静かなモーターを搭載しているのも魅力で、焙煎時の音も静かなため、朝から使っても安心ですね!
優れた機能に加えて、レトロなデザインでインテリアとしても使えるね!
値段は¥64,270(税込)。
熱源 | 電気式 |
焙煎方法 | 自動式 |
焙煎形式 | 間接熱風式 |
オプション機能 | 静かなモーター、アフターバーナー搭載 |
重量 | 6.3kg |
サイズ | 240x 330 x 305mm |
焙煎量 | 約250g |
3. 変圧器必要なしで手軽「YZHDQ 電動コーヒー焙煎機」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「YZHDQ 電動コーヒー焙煎機」。
家庭用のミニコーヒー焙煎機です。
変圧器を必要とせず、日本仕様のコーヒー焙煎機となっています。
ダイヤル操作で細かく温度を設定できるため、焼きムラの少ない安定した仕上がりが可能。
後片付けが簡単
ガラス製のフタとなっていて、コーヒー豆の変化が楽しめる&カスや殻も飛ばないため、後片付けが非常に楽ちん。
中はテフロンコーティングされ、汚れが付きにくく、お手入れも簡単です。
価格も¥9,899(税込)とリーズナブルなので、コスパ抜群のコーヒー焙煎機を探している人におすすめ。
1度に最大500g焙煎出来ますよ!
熱源 | 電気式 |
焙煎方法 | 自動式 |
焙煎形式 | 間接熱風式 |
オプション機能 | コンパクト設計、透明ガラスカバー |
重量 | 2.8kg |
サイズ | 34.8x 34.8 x 15.4 |
焙煎量 | 約500g |
4. ムラのない焙煎が出来るコーヒー焙煎機「パナソニック The Roast」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「パナソニック The Roast」。
家庭用コーヒー焙煎機で自動式です。
熱風温度や風量を細かく設定できて、ムラのない焙煎が可能なのが特徴的。
カス・殻を自動で取り除く最新技術を搭載しており、雑味のないまろやかな味を実現しています。
スマホとの連携でより便利に!
パナソニックでは、コーヒー焙煎機本体と厳選されたコーヒー生豆を毎月セットで届ける「The Roast Basic」というサービスも提供しています。
アプリを入れることでスマホとの連動も可能になります。
コーヒー焙煎機の最新版だね!未来を感じる…
コーヒー豆に合った焙煎方法を本体に送信したり、状況もスマホ上で確認可能。
圧倒的な利便性から大人気です。
家庭のコーヒーの味に妥協せず、自家焙煎にこだわってみたい方は是非購入してみては?
値段は¥110,000(税込)。
熱源 | 電気式 |
焙煎方法 | 自動式 |
焙煎形式 | 熱風式 |
オプション機能 | スマホ連携、チャフ分離 |
重量 | 4.8kg |
サイズ | 130×238×342 |
焙煎量 | 50g |
5. 誰でも家庭で手軽にプロの焙煎を再現できる「ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-F60A」。
こちらの焙煎機は、以下のような特徴があります。
- ボタン操作で簡単にムラの少ない安定した焙煎
- 熱風を渦状に吹き付けることで豆を常時回転運動させ焙煎してくれます
- 季節による室温差や豆の微妙な違いなどをしっかり検知
- 小型でお求めやすい価格
- コンパクトでどこに置いてもすっきりと溶け込んでくれる
この焙煎機の操作手順は驚くほど簡単で、コーヒー愛好家の誰もが手軽に使用することができます。
まず、電源を入れます。
次に、5段階の焙煎レベル(ライトローストからシティローストまで)から、あなたの好みに合ったレベルを選びます。
そして、それだけでなく、スタートボタンを一回押すだけで焙煎が始まります。
焙煎時間自体は約25分を要しますが、そのうち約10分は豆を冷却する時間となっています。
特に注目すべき点は、直火式ロースターのようにチャフ(焙煎中に排出される豆の皮)が燃えることがなく、その結果、作業中に煙が発生せず、周囲への迷惑を引き起こす可能性が低減されるということです。
これはアパートや近隣への配慮が必要な状況で特に有用です。
熱源 | 電気式 |
焙煎方法 | 自動式 |
焙煎形式 | 熱風式 |
オプション機能 | – |
重量 | 約2.3kg |
サイズ | 高さ280×幅241×奥行186(mm) |
焙煎量 | 60g(1回あたり) |
【アウトドア向け】家庭用のおすすめコーヒー焙煎機(ロースター)3選
キャンプやバーベキューなどのアウトドアに是非チャレンジしてほしいのがコーヒー焙煎です。
家の中だとチャフが飛び散ったり煙が出すぎたりしてしまうという悩みもありますが、屋外だとそんな心配も無用です。
以下では価格的にも手軽に手に取ることのできるコーヒー焙煎機を3つ紹介します。
まとめると以下の通りです。
- 三商 コーヒー豆焙煎器 煎り上手
- ユニフレーム 焚き火ロースター
- m.m.d セラミックロースター
1.女性でも扱いやすい「三商 コーヒー豆焙煎器 煎り上手」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「三商 コーヒー豆焙煎器 煎り上手」。
こちらは”煎り上手”と謳うほど、シンプルな設計ながら簡単に焙煎ができることが魅力です。
何よりも軽量で女性でも手首のスナップをきかせることで、簡単に焙煎ができます。
振ることが苦になりにくいのは嬉しいポイントでしょう。
煎りムラが出にくいため、エントリーモデルとしてはおすすめです。
熱源 | ガス |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 半熱風式 |
オプション機能 | 軽量、シンプル設計 |
重量 | 240g |
サイズ | 100×320×65mm |
焙煎量 | 60g |
2.持ち運びに便利で価格も手頃「ユニフレーム 焚き火ロースター」
続いて紹介するコーヒー焙煎機は「ユニフレーム 焚き火ロースター」です。
名前のとおり焚き火で焙煎できるような構造で、アウトドア向けに開発されたアイテムです。
コーヒー豆以外にも銀杏やポップコーンを作るのにも適していて、さまざまな用途で使うことができます。
持ち運びに便利
- ハンドルが伸びる
- 収納時コンパクトに折りたためる
- 上部のフタの部分と下の部分でメッシュの粗さが違う
焚き火の上で焙煎できるようにさまざまな工夫がされています。
ハンドルは伸縮性で、焚き火の上でも持ち手を持てるようになっています。
コンパクトに収納できるように、持ち手の部分が折りたためるように工夫されています。
そのためコンパクトに持ち運ぶことができるので便利です。
メッシュの粗さも上下大きさが違います。そのため、焙煎時に出てくるチャフを自然と取り除きながら焙煎できます。
アウトドアでの焙煎はチャフの飛び散りも気にならないので良いです。
ただしこの焙煎機を家の中で使うのは向いていないので注意してください。
家の中で焙煎する場合はチャフ対策をしっかりしましょう。
熱源 | ガス |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 直火式 |
オプション機能 | コンパクト収納、チャフ除去構造 |
重量 | 200g |
サイズ | 16×36.5〜46.5cm |
焙煎量 | 50g |
3.セラミックで簡単に美味しい仕上がり「m.m.d セラミックロースター」
続いて紹介するのは「m.m.d セラミックロースター」です。m.m.d.は、2013年に愛知県で創業した雑貨店です。
オリジナルアイテムも多く取り扱っていて、そのほとんどが瀬戸焼きの職人により丁寧に作られています。
まるくてかわいいデザイン性の高いこのコーヒー焙煎機にもこだわりがつまっています。
最大60gまで焙煎することができ、1杯1杯焙煎仕立てのコーヒーを味わいたい方におすすめのコーヒー焙煎機です。
コーヒー以外にもお茶の葉を煎ることもできます。
セラミック効果で深みのある味わい
- 持ちやすいハンドルで手首の負担を軽減
- わずかな時間で焙煎ができる
- セラミックの効果で深みのある味わいになる
デザイン性の高い手軽な焙煎機がほしい方は、m.m.dセラミックロースターがおすすめです。
ハンドル部分には麻紐が巻かれていて、すべりにくく持ちやすくなっています。
わずか5分で焙煎することができるので、1杯ずつ焙煎仕立てのコーヒーを飲みたいというこだわり派にもおすすめのアイテムです。
セラミックの遠赤外線効果により、コーヒーの繊維を壊さずじっくりと火入れを行うことができるので、よりコクの深い味わいになります。
熱源 | ガス(IH使用不可) |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 直火式 |
オプション機能 | セラミック素材 |
重量 | ー |
サイズ | 幅130mm×奥行き230mm×高さ85mm |
焙煎量 | 60g |
【上級者向け】家庭用のおすすめコーヒー焙煎機(ロースター)4選
コーヒー焙煎が好きになり、自分の味をもっと出してみたい方には上級者向けのコーヒー焙煎機がおすすめです。
取り扱いは難しいものばかりですが、自分の好みで煎り止めができたり、自分の技術によってコーヒーの味わいが変わってきます。
4つ紹介するのでぜひ参考にしてください。まとめると以下の通りです。
- EasyRaku コーヒー生豆焙煎器
- ハリオ コーヒーロースター・レトロ
- カルディ コーヒーロースター
- Behomor 1600AB plus 直火式 コーヒー焙煎機
1.上級者者向けの直火式焙煎機「EasyRaku コーヒー生豆焙煎器」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「EasyRaku コーヒー生豆焙煎器」。
こちらは、上の写真の通り、円形のローラーに生豆を入れて焙煎する機械になります。
アルコールランプで加熱する直火式焙煎ですので、回す速度により品質が決まります。
しかしその分、焙煎の楽しみもたくさんあるのがこの焙煎機の魅力の1つです。
そのため、上級者の方は是非こちらを試してみて、コーヒーの醍醐味をより楽しんでみてください。
また手動式なので、コーヒー豆以外にもピーナッツや大豆なども炒ることができます。
熱源 | ガス式(アルコールランプ) |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 直火式 |
オプション機能 | ステンレス素材、アルコールランプ |
重量 | 1kg |
サイズ | ローラー:直径130mm×高さ100mm・スタンド:160×120×145mm |
焙煎量 | 60g |
2.レトロ気分が味わえるおすすめの手回し焙煎機「ハリオ コーヒーロースター・レトロ」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「ハリオ コーヒーロースター・レトロ」。
こちらは、レトロな雰囲気を楽しみたい方におすすめの小型焙煎機です。
アルコールランプによってコーヒー豆をじっくりと炒りながら、視認性の高い耐熱ガラスで焙煎状態を確認できます。
そのため、より自分好みの味に調整しやすくなっています。
しかし1回につき生豆50gと非常に少なめです。
また特別な機能もあまりありません。
価格も高めなので雰囲気を楽しみたい、おしゃれに楽しみたいという方におすすめ。
熱源 | ガス式(アルコールランプ) |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 半熱風式 |
オプション機能 | 耐熱ガラス、レトロ |
重量 | 2.7kg |
サイズ | 264×139×190mm |
焙煎量 | 50g |
3.ワンランク上のコーヒー焙煎機「カルディ コーヒーロースター」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「カルディ コーヒーロースター」。
カルディのから発売された電動式コーヒー焙煎機です。
ガス台の上に置いて使うことができ、かき混ぜることだけ自動化した焙煎機。
焙煎具合を逐一確認しながら、火力を自分でコントロールできるので、好みのローストに仕上げられますよ!
自家焙煎に挑戦したい方にもおすすめ
また他にも、温度計やホッパー、サンプラー、チャフコレクターが付属しているため、すぐに自家焙煎に挑戦できるのも嬉しいポイント。
日本語のマニュアルもあるため安心して使うことも出来ますね。
耐久性に優れた2mmのステンレスをドラムに採用し、斜めのドラム設計により煎りムラが少なく、均一な焙煎が可能。
容量は最大250gまでとなっています。
自家焙煎を極めたい人にとってはかなりおすすめのコーヒー焙煎機だね!
焙煎機の詳細
熱源 | ガス式 |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 半熱風式 |
オプション機能 | サンプラー、チャフコレークター付き |
重量 | 5.8kg |
サイズ | 160×200×300mm |
焙煎量 | 300g |
4. 初心者から上級者までおすすめ「Behomor 1600AB plus 直火式 コーヒー焙煎機」
続いて紹介するコーヒー焙煎機は「Behomor(ビモアー) 1600AB plus 直火式 コーヒー焙煎機」です。
Behomorはアメリカ発のブランドです。アメリカで開発されたものですが、日本仕様になっているので安心して使うことができます。
家庭用焙煎機としては評価が高く、初心者から上級者まで幅広いロースターに愛されている焙煎機です。
上達したらマニュアルモードに挑戦
- 自動とマニュアルを選べる
- 自動排煙システム搭載
Behomorの最大の特徴は自動で焙煎を調整してくれるモードと、自分で調整するマニュアルモードがあることです。
そのため初心者は自動モードで、上級者はマニュアルモードで取り扱うことができます。
上達していくとマニュアルモードでやってみたいという想いも出てくると思います。
レベルに合わせて焙煎機を買い替える必要がないので、いつかマニュアルモードでも焙煎してみたいという方におすすめです。
自動排煙システムが搭載されているので煙たくならず、家の中でも安心して使うことができます。
ただし、香りは充満するので換気は必要です。
熱源 | 電気式 |
焙煎方法 | 手動式・自動式 |
焙煎形式 | 直火 |
オプション機能 | 自動排煙システム、アフターバーナーで煙削減 |
重量 | 9.0kg |
サイズ | 440×300×350mm |
焙煎量 | 400g |
本格的な業務用のおすすめコーヒー焙煎機(ロースター)4選
続いて紹介するコーヒー焙煎機は業者向けのコーヒー焙煎機です。
本格的にコーヒー焙煎をしてみたい方や、自家焙煎珈琲店を経営してみたいという方におすすめのコーヒー焙煎機です。
まとめると以下の通りです。
- フジローヤル COFFEE DISCOVERY
- フジローヤル R-101 1kgタイプ
- ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101
- コーヒー豆焙煎器 小型業務用 透明直火式 110V
1.コンパクトながら焙煎機のすべてを集約「フジローヤル COFFEE DISCOVERY」
最初に紹介するのが、「フジローヤル COFFEE DISCOVERY」です。
フジローヤルは日本最大のコーヒー機器メーカーとして有名で、職人が作った質の高いアイテムを多数取り扱っています。
その中でもこちらのCOFFEE DISCOVERYは、コーヒー焙煎機として必要な機能を集約し小型化されています。
本格的にコーヒー焙煎を始めたい方の、最初の焙煎機としておすすめの1品です。
熱源 | ガス |
焙煎方法 | 手動式・自動式 |
焙煎形式 | 直火式・半熱風式 |
オプション機能 | 連続焙煎ができる単独排気ファン 焙煎記録ソフト「ロースティングコンパス」でプロファイリングも可 |
重量 | 40kg |
サイズ | 356(W)×631(D)×710(H)mm |
焙煎量 | 250g |
2.コンパクトな本格コーヒー焙煎機「フジローヤル R-101 1kgタイプ」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「フジローヤル R-101 1kgタイプ」。
業務用のコンパクトで本格コーヒー焙煎機と言えばこちら!
省スペースを実現する堅牢なコンパクトボディと火力と排気調整が魅力的。
イートインや豆売りにも対応していますよ。
温度計はシリンダー内の現在温度をリアルタイムで表示してくれます。
小数点1桁まで表示するので、細かい温度変化もみることが出来るため上級者にはうってつけ。
カスや殻などのチャフの掃除も簡単
上は冷却箱の清掃方法になります。
これで全体の焙煎機のイメージがつくはずです。
まとめると以下の通りです。
焙煎機の詳細
サイズ | 717 × 490 × 915(W×D×H)mm |
---|---|
重量 | 69 kg(サイクロン込)・キャスター台 11 kg |
モーター定格出力合計 | 165 W |
定格燃焼量 | 2.4 kW (2,100 kcal/h) |
接続ホース | LPG/各種都市ガス: 9.5 mm |
価格 | 値段¥1,198,000(税込)。 |
3.連続焙煎可能で値段もお手頃「ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101」
続いて紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101」。
こちらも業務用のコーヒー焙煎機になります。
連続焙煎可能で、上級者の方で自宅でも超本格的なコーヒーを飲みたい方にはおすすめ!
コーヒー豆を入れて、ボタンを押すだけで焙煎してくれるため、手間がほとんどかかりません。
連続焙煎可能のため業務用として使う方々にも評判が良く、10年以上使っている人もいるそう!
耐久性が高いことでも有名だよね!
また音が静かで、使う時間帯を選ばないのも嬉しいポイントです。
値段は¥96,850(税込)。
熱源 | 電気 |
焙煎方法 | 自動式 |
焙煎形式 | 半熱風式 |
オプション機能 | 12段階の焙煎調節、連続焙煎可能 |
重量 | 7.0kg |
サイズ | 高さ375×幅250×奥行265mm |
焙煎量 | 120g |
4.木製ハンドルを使用!「コーヒー豆焙煎器 小型業務用 透明直火式 110V」
最後に紹介するおすすめのコーヒー焙煎機は「コーヒー豆焙煎器 小型業務用 透明直火式 110V」。
石英のガラスドラムを使用し、ステンレス鋼フレームなのが特徴です。
取っ手には木製ハンドルを使用していて、非常に魅力的。
これらの特徴により、ガラスを通してコーヒー豆をはっきりと見ることが可能になっています。
コーヒーロースターは、12V・2A電気モーター(110V電源アダプターを含む)で作動します。
熱源 | ガス |
焙煎方法 | 手動式 |
焙煎形式 | 直火式 |
オプション機能 | 温度計付属、ステンレス素材で丈夫、お手入れ簡単 |
重量 | ー |
サイズ | L38 x W 21 x H 21.5 cm |
焙煎量 | 400g |
もっと業務用の焙煎機を知りたい方は、以下の記事をチェック!
飲みたいコーヒーの種類に合わせてローストの度合いを選ぼう
コーヒーの飲み方によっておすすめのローストは変わってきます。
購入や焙煎の際に、どの様な飲み方をするのか考えて参考にしましょう。
今回は以下の3つの飲み方に分けて紹介します。
- カフェラテ
- アイスコーヒー
- アメリカンコーヒー
カフェラテ
カフェラテでコーヒーを飲む際はフレンチロースト〜イタリアンローストなどの極深入煎りがおすすめです。
これらのローストはミルクで割っても負けない強い味わいや苦味を持っています。
また、豆の持つ油分がミルクのまろやかさとマッチする為牛乳の甘味を楽しむのにも向いています。
アイスコーヒー
アイスコーヒーに使用するのであれば、フルシティロースト〜フレンチローストが良いでしょう。
フルシティローストには甘い香りや僅かな酸味が残っており、爽やかなアイスコーヒーに仕上がります。
フレンチローストは香ばしい香りと強いパンチ感が楽しめ、氷で薄まっても残る様な味わいの強さがあります。
スモーキーさを味わいたいのであればイタリアンローストもオススメです
ミルクやシロップを使用するのであればフレンチローストやイタリアンローストが向いています。
フルシティローストのアイスコーヒーはブラックで楽しむのが良いでしょう。
おすすめのアイスコーヒーが知りたい方は、以下の記事をチェック!
アメリカンコーヒー
アメリカンコーヒーは軽やかな味わいとスッキリとした酸味を楽しむ飲み方です。
ローストはミディアムローストが1番適しています。
ミディアムロースト別名アメリカンローストとも呼ばれる程、さっぱりとした味わいが特徴です。
豆の持つ風味が出やすい為、なるべく高品質のものを選ぶと良いでしょう。
コーヒー焙煎機(ロースター)に関するよくある質問
ここではコーヒー焙煎機(ロースター)に関するよくある質問とその回答を紹介します。
- チャフコレクターとは何ですか?
-
チャフコレクターとは、コーヒー豆を焙煎する際に発生する「チャフ」と呼ばれる薄い皮(破片)を収集・除去するための機能・デバイスです。
コーヒー豆は焙煎すると、表面にある皮が剥がれ落ちて飛び散ります。この剥がれ落ちた皮がチャフです。
チャフコレクターは、特にドラム式ロースターやホットエア式ロースターなどのコーヒーロースターにおいて、焙煎プロセスをよりクリーンで効率的に行うための重要な部品です。
チャフコレクターがないと、チャフはロースターの中や周囲に飛び散り、後片付けが難しくなります。
また、煙や火災のリスクを増加させる可能性もあります。
チャフコレクターは、通常、ロースター本体とは別に取り付けられており、焙煎プロセス中に風によってチャフを吸引・収集します。
収集容器は、焙煎が終わった後に簡単に取り外し、チャフを捨てることができます。
コーヒーロースターによっては、チャフコレクターが内蔵されている場合もあれば、別途購入して追加する必要がある場合もあります。
- コーヒー豆の過熱行程は?
-
焙煎過程により、豆の中の水分が蒸発し、炭水化物が分解され、美味しい風味や香りが形成されます。
以下は、一般的な焙煎フェーズの概要です。
- ドライングフェーズ:生豆はheater(荒煎り)の段階で約160-200℃に加熱され、水分が除去される最初のフェーズ。この段階では、コーヒー豆はまだ緑色で硬いままです。
- イエローフェーズ:ドライングフェーズの後、豆の色が黄色に変わります。水分が蒸発し、熱処理が進むことで、糖分のカラメル化、マイアード反応が始まります。
- 1ハゼ:加熱が進み、豆の内部の圧力が上昇することで、豆が”クラック”(はじける)音を立てて割れるポイントに達します。コーヒー豆はこの時点で浅煎り(シナモンローストやライトロースト)となります。
- 中煎り:ファーストクラック後、さらに加熱を続けると、豆の色が茶色になり、オイル分が表面に現れるようになり、中煎り(シティローストやレギュラーロースト)になります。この段階では、風味のバランスが整い、酸味と甘みが調和しています。
- セカンドクラック(二回り):さらに加熱を続けると、豆が再び”クラック”音を立て、最初よりも細かい音がします。この時点で、豆は深煎り(フルシティローストやフレンチロースト)になり、味わいが深く、苦味が強くなります。
コーヒー豆の焙煎度合いによって、コーヒーの風味や苦味、酸味、ボディ感などが変化するため、焙煎過程はコーヒーの味わいに大きく影響します。
- 焙煎とローストの違いは何ですか?
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焙煎とローストは、どちらもコーヒー豆の加熱処理を指す言葉であり、基本的に同じ意味です。
ただし、言語や地域によっては、それぞれの言葉が異なるニュアンスで使われることがあります。
一般的に、焙煎(ばいせん)は、日本語でコーヒー豆を熱処理することを指します。
日本においては、焙煎はコーヒー関連の専門用語として広く使用されており、焙煎機や焙煎度などの言葉が一般的です。
一方、ロースト(roast)は英語で、コーヒー豆を熱処理することを指します。
英語圏の国や地域では、コーヒーロースター、ローストレベル、ライトロースト、ダークローストなどの言葉が一般的です。
いずれにせよ、これらの言葉は、コーヒー豆の熱処理プロセスを説明するために使用され、生の緑色のコーヒー豆を、香り豊かで風味のある豆に変える焙煎・ロースト過程を指しています。
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いかがでしたでしょうか?
コーヒー焙煎機のおすすめを16選紹介しました。
もう一度まとめると以下の通りです。
- Gene Cafe コーヒーロースター
- アイコーヒー コーヒーロースター
- YZHDQ 電動コーヒー焙煎機
- パナソニック The Roast
- 三商 コーヒー豆焙煎器 煎り上手
- ユニフレーム 焚き火ロースター
- ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-F60A
- m.m.d セラミックロースター
- EasyRaku コーヒー生豆焙煎器
- ハリオ コーヒーロースター・レトロ
- カルディ コーヒーロースター
- Behomor 1600AB plus 直火式コーヒー焙煎機
- フジローヤル COFFEE DISCOVERY
- フジローヤル R-101 1kgタイプ
- ダイニチ コーヒー豆焙煎機 MR-101
- コーヒー豆焙煎器 小型業務用 透明直火式 110V
おすすめのコーヒー焙煎機はまだ他にもたくさんあります!
そのため焙煎機のことを基礎から知っていくことが重要です。
是非自分に合った焙煎機を選んで、充実したコーヒーライフをお過ごしください。