
独学での資格取得はできる?



独学でバリスタになる方法を教えて
独学で受験を目指せる資格もありますが、講習の修了が必要な資格もあります。受験資格と実技・筆記の評価方法は、資格ごとにさまざまです。
本記事では、独学と講習が必要な資格の違い、費用を比較する際の注意点、練習の進め方を整理します。
- バリスタ資格の中には独学で取得可能なものもある
- バリスタとして働くために必須の資格はない
- 独学でバリスタの資格取得や学習を行うのにおすすめの方法は3つある
- バリスタとして働く際におすすめの資格は「コーヒーマイスター」を始めとした3つ


コーヒー豆研究所の運営者、げんた(@topcoffeelab)のプロフィールです。
運営サイトについて
コーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」を運営しています。各記事の情報源や検証内容は本文をご確認ください。コーヒー豆のブランド「ラボカフェ」の情報も公開しています。
- コーヒープロフェッショナル:コーヒーの知識と抽出を教材で学べる。講座+試験コースにはテキスト・問題集・添削課題・在宅での資格試験が含まれます。キャンペーン期間中、講座+試験コースなら再試験2回分(最大1万円相当)が無料!
- コーヒースペシャリスト

:スマホでコーヒーの知識を学べる。初めての登録なら、サブスクは初回7日間980円・以降月額3,980円。Webマイページからいつでも解約可。試験・認定証の発行には別途ポイントを使います。
- コーヒーソムリエ(諒設計)

:スペシャル講座なら試験免除で2資格認定!添削5回と卒業課題1回をクリアすると、コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士の2資格を取得できる。紙教材・オンラインのどちらにも対応。
さらにおすすめが知りたい方は「コーヒーの資格おすすめランキング16選!難易度・費用・選び方を比較」をチェック!
バリスタ資格とは?


カフェやバールでエスプレッソをはじめとした、コーヒーの抽出や提供を行う人のことをバリスタと呼びます。
コーヒーを扱う仕事をしたいと考える際に最初に思い浮かぶ職種かもしれませんが、資格が必要な職業なのか気になりますよね。
ここではそんなバリスタ資格の必要性や世界的に認められている資格について解説します。


バリスタ資格は必要?
結論、バリスタの業務を行う上で必須となる資格はありません。
学んだ内容や資格は、知識を説明する材料になります。取得だけで接客や抽出の技能をすべて身につけられるわけではありません。
予算だけでなく、学習内容が目指す仕事や趣味に合うかを確認して選びましょう。


SCAの教育プログラム「コーヒースキルズプログラム」


SCAのCoffee Skills Programは、分野別に学ぶコーヒーの教育プログラムです。「唯一の国際資格」ではなく、大学の学位とも別物です。
基礎のIntroduction to Coffeeと、バリスタ・抽出・生豆・焙煎・香味評価の専門分野に分かれています。専門分野には段階別のコースがあり、目的に合わせて選びます。
コースの修了証と、複数の修了証を組み合わせるSkills Diplomaは別です。全6分野を受ければ一律に学位を取得できる、という制度ではありません。
UCCコーヒーアカデミーは、2023年の発表で同年4月5日からの講座開設を案内しています。
受講方式・試験・費用はコースと実施者によって異なります。修了証の取得は海外就職の保証ではありません。
独学でバリスタ資格は取得できる?


様々な種類のあるバリスタ資格ですが、中には独学で取得を目指せるものもあります。
独学で取得を目指せる資格として、以下を紹介します。
| コーヒーソムリエ | 日本安全食料料理協会(JSFCA)の資格。 公式受験概要では受験資格を特になしとし、在宅試験で70%以上の評価を合格基準としています。職務経験者だけが受けられる試験ではありません。 |
| コーヒープロフェッショナル | 一般社団法人日本技能開発協会(JSADA)が認定する資格。 ラーキャリの案内には「通信講座+試験」と「試験のみ」があります。教材やサポートの範囲は選ぶコース次第です。 |
一方、日本創芸学院のコーヒーコーディネーターは、講座のすべての課題に合格すると認定されます。課題を提出するだけでよいとは限らず、独学で試験だけを受ける方法とは取得条件が異なる点に注意してください。
独学でのバリスタ資格取得のメリット・デメリット


独学は自分のペースで進められますが、受験条件や学習範囲を自分で管理する必要があります。
メリット
独学で学ぶ利点は次のとおりです。
- 苦手な分野に時間をかけ、自分のペースで学べる
- 取得した資格は学習内容を説明する材料になるが、採用の評価は応募先によって異なる
- 学びたい内容に合わせて教材を選べる
デメリット
独学では、次の点も考えておきましょう。
- 教材・器具・受験料と学習時間を確保する必要がある
- 教材ごとにレシピなど、やや異なる部分があるため知識が偏る可能性がある
- 疑問点を質問できる相手がいないと、要点をつかみにくい
資格がなくてもOK!バリスタとして働く方法


では資格がない場合でも実際にバリスタとして働くには、どのような手段があるでしょうか。
ここでは資格を持っていない場合でも、バリスタとして働く方法を2つ紹介します。
初心者歓迎のお店でバイトから始める
求人を探す際は、仕事内容と応募条件に注目しましょう。
未経験者を募集しているかは、店舗ごとの現在の求人によって異なります。
チェーン店か個人店かだけで判断せず、研修内容や担当する業務を比べましょう。
学校に通う
しっかりと基礎を固めて、バリスタに挑戦したいという方はカフェの専門学校に通うという選択肢もあります。
学校を選ぶ際は、抽出の実習、接客、店舗運営のうち、どこまで学べるかをカリキュラムで確認します。
卒業後の進路支援と、希望する仕事につながる実習があるかも学校選びのポイントです。
授業の曜日・時間と総費用を確認し、仕事や生活と両立できる学校を選びましょう。


バリスタになるために独学でできるおすすめの勉強法3選!資格取得も目指せる


独学の進め方として、次の3つを紹介します。
- 市販の専門書や器具を使って実際に試してみる
- カフェや焙煎所などのお店をまわり、情報収集する
- 現役のバリスタやバリスタを目指している人のSNSをチェックし真似てみる
1. 市販の専門書や器具を使って実際に試してみる
まずは現在販売しているコーヒーの専門書を買って、1通り目を通してみましょう。
本は次の順で読み進めると、内容を整理しやすくなります。
なんとなく理解できればOK!
普段使っている抽出器具のページから読むと続けやすくなります。
本によってやや違う内容が書かれていたりするので、以前読んだ本は辞書的に使い、自身でも実践しながら読んでいくと学びが深まります!
「専門書に書かれている内容を読む+実践する」ことで自分なりに理解できるようになるので、コーヒーの勉強をする上で最初の1歩としておすすめの方法です。
独学と講座の費用・サポートを比べる
独学と講座のどちらが安いかは、教材・器具・受験料を合計して比べましょう。
手持ちの器具や学びたい範囲を整理してから購入すると、重複を減らせます。
質問対応や実技指導の有無も、講座を選ぶ判断材料です。
2. カフェや焙煎所などのお店をまわり、情報収集する
お店で好みの味を探すことも、自分の抽出を見直す手がかりになります。
カフェや焙煎所で学ぶ
店員に質問するときは、混雑や対応できる範囲に配慮しましょう。
3. 現役のバリスタやバリスタを目指している人のSNSをチェックし真似てみる
SNSは学習例を探す手段の一つです。資格の受験条件や安全な器具の扱い方の情報源は、主催者やメーカーの資料です。
SNSで練習の過程を探す
ラテアートの練習過程を投稿している人のSNSを、学び方の参考にする方法もあります。
「#ラテアート練習中」のタグも、投稿を探す手がかりです。
比較したい3資格の受講・受験条件


次の3資格は、取得までの手順が異なります。講習が必須の資格を、独学だけで取得できるものと混同しないようにしましょう。
- コーヒーマイスター:講座と認定試験
- コーヒープロフェッショナル:試験のみのコースもある
- JBAバリスタライセンス:受講・受験資格を確認
1. コーヒーマイスター:講座と認定試験


- コーヒーの知識と基本技術を学ぶ資格
- 受講・認定・更新の条件を確認して選ぶ
コーヒーマイスターは、日本スペシャルティコーヒー協会(SCAJ)の認定資格です。
コーヒーマイスターの取得と更新
SCAJの第44期募集要項では、会員を対象とし、実技講習会の受講を認定試験の必須条件としています。実技講習と、60分の記述式認定試験は別の段階です。
資格の有効期間は3年です。SCAJの更新案内では、更新時の会員資格も条件としています。
以下の通信講座リンクは別資格の案内です。諒設計アーキテクトラーニングのコーヒー講座は、コーヒーソムリエとカフェオーナー経営士を対象としており、SCAJのコーヒーマイスター養成講座ではありません。
\ スペシャル講座は卒業課題提出で2資格認定 /




2. コーヒープロフェッショナル:試験のみのコースもある


- 試験のみのコースも選択できる
- 教材やサポートの範囲はコースごとに確認が必要
一般社団法人日本技能開発協会(JSADA)が認定する民間資格です。ラーキャリでは試験のみのコースも選べます。
講座内容と受講プラン
講座を受講した上で試験を受けたい場合はラーキャリの「コーヒープロフェッショナル資格取得講座」で、試験まで一貫した学習が可能です。
申込時は「通信講座+試験」か「試験のみ」のコースと、認定証の受け取り方(通常版・証書ケース・アクリルスタンド)を選びます。通信講座+試験・通常版の通常価格は49,500円(税込)で、教材・試験・認定証発行費を含みます。試験のみコースの販売価格と認定証ケース等の追加料金の表示先は、申込画面です。
選ぶ基準は、学習内容と必要な実技経験が自分の目的に合うかどうかです。料金だけで、他の資格より費用対効果が高いとは判断できません。
\ 期間中は講座+試験で再試験2回分無料! /
3. JBAバリスタライセンス:受講・受験資格を確認


日本バリスタ協会が認定している、特にエスプレッソマシンを扱ったコーヒーのプロとして働きたいという方におすすめの資格です。
JBAレベル1の公式案内では、認定校のスクール修了、筆記・実技のライセンス試験合格、登録という順に進みます。
受講条件には、バリスタとして従事している人、コーヒー関連企業で働き抽出経験がある人のほか、指定の認定カリキュラム修了後1年未満の人も含まれます。抽出経験だけを全員共通の必須条件としません。
受験時には有効なレベル1スクール修了証と所定の就業・課程修了条件が必要です。受講資格と受験資格をそれぞれ確認してください。ライセンスは発行日から3年間有効です。
もっとおすすめが知りたい方は「【最新】コーヒーのおすすめ資格17選!種類・難易度から価格まで完全解説」の記事をチェック!


独学で資格を取得してプロフェッショナルなバリスタを目指そう!


今回はバリスタ資格の必要性から独学でバリスタになる方法、おすすめのバリスタ資格まで紹介しました。
本記事での重要ポイントをまとめると以下の通り。
- 資格取得と採用は別で、応募条件は求人ごとに確認する
- コーヒープロフェッショナルとコーヒーソムリエは、試験を受けて取得を目指せる
- 仕事を探す際は、未経験者の応募可否と研修内容を確認する
- 独学でのおすすめの学習方法は、「市販の書籍を読む+実践」を含めた3つある
- コーヒーマイスターやJBAは、講習と試験の条件を分けて確認する
学びたい内容と受験条件を確認し、独学・講座・現場での経験を組み合わせて、自分に合う進め方を選びましょう。
\ 約1分でぴったりの1杯を見つけよう /
コーヒー豆研究所の記事を根拠に、関連情報と一緒に回答します。
この機能の利用にはJavaScriptが必要です。













