【最新】サイフォンコーヒーの特徴とは？使い方やおすすめアイテムを紹介

こういった疑問や要望にお答えしていきます。

サイフォンで淹れたコーヒーにはどのような特徴があり、どう使うのか、またおすすめのアイテムはあるのか気になりますよね。

今回はサイフォンに関する様々な疑問を解決していくので、ぜひ最後までご覧ください。

それでは早速見ていきましょう！

サイフォンとは？仕組みを徹底解説

サイフォンとは、ガラスの容器を2つ組み合わせて作られたコーヒーを淹れる器具です。

下のガラスに水を入れて加熱によって沸騰させ、気圧によって上側にお湯が移動します。

火を止めると容器内の温度が下がり、またお湯が上から下へ移動するという仕組みになっています。

上のガラスにコーヒー粉とフィルターをセットしておくと、下のガラスにコーヒー成分のみが移動する点が特徴的です。

コーヒーを淹れている過程も楽しめるところがおすすめポイントです。

サイフォンコーヒーの特徴

サイフォンコーヒーは上のガラスにセットしたコーヒー粉と下のガラスから上がってきたお湯が混ざり合ってできます。

時間をかけてゆっくりコーヒー粉がお湯に浸透していくため、コーヒーの成分がより多く抽出されます。

その結果、味や香りが強く抽出されるのです。

コーヒー豆から出てくる成分が多くてもお湯に溶ける量は決まっていて、味が必要以上に濃くなることはありません。

濃厚ながらも口当たりの優しいコーヒーが完成します。

サイフォンとドリップはどっちが美味しい？

ドリップコーヒーは新しいお湯がどんどんコーヒー粉に浸透してサーバーやカップに注がれていきます。

お湯を注げば注ぐほど、コクのあるはっきりとした味わいになります。

すっきりした後味が好みな人はサイフォンコーヒー、濃厚でコーヒーの苦味やコクを感じたいという人はドリップコーヒーがおすすめです。

ドリップコーヒーについて詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック！

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サイフォンの使い方

サイフォンの使い方は以下の通りです。

各パーツの準備が終わったら、フラスコにお湯を入れて加熱を開始します。

沸騰させている間にロートにコーヒー粉とフィルターと淹れ、抽出する準備をしておきましょう。

ボコボコと沸騰してきたタイミングでロートをセットします。

火傷や怪我に十分注意してください。

フラスコにロートをセットすると、気圧によってお湯が移動してきます。

この状態で、コーヒー粉が全てお湯に浸るように攪拌します。

60秒ほど経ったら火を止めて再度攪拌しましょう。

あとはロート部分のコーヒー液がフラスコに落ち切るまで待って完成です。

サイフォン式で美味しいコーヒーを淹れるポイント

サイフォン式で美味しいコーヒーを淹れるためにはコツが必要です。

まず、お湯が沸騰する前にロートをセットしてはいけません。

お湯の温度が低いと雑味が抽出されやすくなってしまいます。

コーヒー粉全体をかき混ぜる時は、力を入れ過ぎず優しく行いましょう。

余計な負荷やダメージを与えると、コーヒー粉に傷がついて抽出されないはずの成分まで出てくる可能性があります。

そして、最も重要なのは抽出時間は１分を目安にすることです。

短すぎると味が薄くなり、長すぎると苦味や渋味が出やすくなってしまうからです。

おすすめのサイフォンを選んだ基準

今回おすすめするサイフォンは、以下の基準で選びました。

順番に解説していきます。

熱源の種類

サイフォンには様々な種類の熱源があります。

主な種類と特徴は以下の通りです。

熱源の種類	メリット	デメリット
アルコールランプ	手軽 製品が多い	火を使う 火傷に注意 消えやすい
ハロゲンランプ	火力調節や保温が可能 見た目がおしゃれ	高価
ガストーチ	火力調節が可能 ガスボンベが使える	炎が出るため火傷に注意
電気	火を使わないので安全	温める力が弱い

目的や予算に合ったものを選んでください。

容量

サイフォン式の容量は2～5人が一般的です。

１人で使うなら小さいものの方が購入時のコストも抑えられますし、扱いも簡単です。

家族全員で楽しみたいなら、最初から大容量のものを選ぶと良いでしょう。

手入れが簡単かどうか

容易に分解して洗えるかどうかは重要なポイントです。

使い終わった後の手入れが面倒だと、そのことがネックになってせっかく購入したのに使わなくなってしまうかもしれません。

手入れの容易さについても触れていくので、ぜひ参考にしてください。

おすすめのサイフォン9選！様々なメーカーのものを紹介

おすすめのサイフォンを選んだ基準をもう1度紹介します。

続いて、おすすめのサイフォンを9つ紹介していきます。

どのような特徴があるのでしょうか。

1. プロも愛用する本格サイフォン「HARIO コーヒーサイフォン テクニカ TCA-3」

プロのバリスタも使用している本格的なサイフォン「HARIO コーヒーサイフォン テクニカ TCA-3」。

抽出時間を守れば味を統一することができるため、使い方をマスターすることでいつでも美味しいコーヒーを淹れられるようになります。

付属のアルコールランプだけでなくガスバーナーなどを使える汎用性の高さが魅力的。

長く使えるメーカーの心遣い

それぞれの部品が単品で売られているのが嬉しいポイントです。

フラスコだけ割ってしまった時に全てを買い替える必要はありません。

１つの器具を長く使って、よりコーヒーの味を追求してみてはいかがでしょうか？

商品詳細

商品名	HARIO コーヒーサイフォン テクニカ TCA-3
サイズ（cm）	幅16×奥行9.5×高35
重さ	775g
熱源	アルコールランプ
容量	360ml
手入れの簡単さ	普通
価格	5,342円

2. 高級感溢れるデザインも魅力「ボンマック ゴールド サイフォン TCA-3GD-BM」

コンパクトながらゴールドが高級感を漂わせる「ボンマック ゴールド サイフォン TCA-3GD-BM」。

ハンドル部分はウッド製になっているので、熱くなりにくいのが嬉しいポイント。

ベーシックでオーソドックスなデザインですが、使い勝手の良さ、インテリアとしての役割どちらも優れています。

淹れている時間からコーヒーを飲んでいる時間まで、全てを豊かにしてくれるサイフォンだと言えます。

商品詳細

商品名	ボンマック ゴールド サイフォン TCA-3GD-BM
サイズ（cm）	幅14.9×奥行14.3×高さ37.1
重さ	725g
熱源	アルコールランプ
容量	3人用
手入れの簡単さ	普通
価格	10,698円

3. 自動抽出のコーヒーメーカータイプ「BODUM ePEBO 電動サイフォンコーヒーメーカー」

サイフォン式でありながら自動抽出のコーヒーメーカーとしても使える「BODUM ePEBO 電動サイフォンコーヒーメーカー」。

内臓のタイマーによって適切なタイミングで沸騰から抽出まで完了します。

コーヒー豆と水を入れるだけで良いという手軽さが、購入意欲をそそります。

繰り返し使えるエコなフィルター

専用のフィルターが付属でついてくるので、紙や布のフィルターは必要ありません。

しかも洗って繰り返し使えるというエコなフィルターなのです。

ゴミを生じず手入れが簡単でしかも美味しいコーヒーが飲めるなんて、嬉しい限りかと思います。

商品詳細

商品名	BODUM ePEBO 電動サイフォンコーヒーメーカー
サイズ（cm）	幅21.8×奥行15.5×高さ32.8
重さ	1380g
熱源	電気
容量	500ml
手入れの簡単さ	簡単
価格	9,500円

4. 初心者にも使いやすい「Yama Glass YAMTCA5D 卓上コーヒーサイフォン(5カップ)」

続いて紹介するのは「Yama Glass YAMTCA5D 卓上コーヒーサイフォン(5カップ)」。

説明書はとても細かい部分まで書かれているうえに、備品の予備までついてきます。

初心者がサイフォンコーヒーを淹れたいと考えた時にぜひおすすめしたい一品です。

持ち手は力が淹れやすく、本体を安定させる役割をしっかり果たしてくれます。

紙・布・金属と3つのフィルターに対応してくれるところもありがたいポイント。

商品詳細

商品名	Yama Glass YAMTCA5D 卓上コーヒーサイフォン(5カップ)
サイズ（cm）	幅10.2×奥行10.2×高さ35.6
重さ	990g
熱源	アルコールランプ
容量	5人用
手入れの簡単さ	普通
価格	15,290円

5. 火を使わない安全な商品「THANKO おうち純喫茶 CCESCMBK」

小さな子供や家族と同居している方におすすめなのが「THANKO おうち純喫茶 CCESCMBK」。

火を使わない安全な構造でありながら、本格的なサイフォンコーヒーを楽しめます。

温度表示や攪拌時間を教えてくれる機能によって、コーヒーを淹れる過程をしっかりサポート。

安全でおいしいコーヒーを作ることができるサイフォンです。

商品詳細

商品名	THANKO おうち純喫茶 CCESCMBK
サイズ（cm）	幅15×奥行18.5×高さ34
重さ	1340g
熱源	電気
容量	530ml
手入れの簡単さ	普通
価格	8,585円

6. シンプルな機能で上質なコーヒーを「TWINBIRD サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854BR」

電気式で抽出が簡単な「TWINBIRD サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854BR」。

アルコールランプ式を思わせるレトロな見た目でデザイン性にも優れています。

日本製から唯一発売されている電気式サイフォンという点も魅力的。

コーヒーメーカーと同じ手軽さでいつもとは一味違ったコーヒーを飲めるので、コーヒー初心者でも安心です。

注ぎ口が大きいので手入れもしやすくなっています。

商品詳細

商品名	TWINBIRD サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854BR
サイズ（cm）	幅25.5×奥行18×高さ32.5
重さ	1800g
熱源	電気
容量	480ml
手入れの簡単さ	簡単
価格	10,800円

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7. 喫茶店のような味わいを堪能「Zhengpin ベルギー高級ロイヤルファミリーバランスサイフォン」

高級感溢れるデザインは、純喫茶に置かれていてもおかしくない仕上がりになっています。

温度が冷めにくい構造になっていて、味・香りの豊かさが長持ちします。

細部まで計算され尽くしたサイフォンで淹れたコーヒーは、繊細で豊かな味わいになるでしょう。

使い方は慣れるまでやや難しいものの、コツを掴めば見た目も相まっていつもよりコーヒータイムが楽しくなること間違いなしです。

商品詳細

商品名	Zhengpin ベルギー高級ロイヤルファミリーバランスサイフォン
サイズ（cm）	幅32×奥行12×高さ32
重さ	2560g
熱源	アルコールランプ
容量	500ml
手入れの簡単さ	普通
価格	11,730円

8. 一人暮らしの人におすすめ「HARIO コーヒーサイフォン ミニフォン DA-1SV」

サイフォンはパーツが多いため、どうしてもサイズが大きくなってしまいます。

そこで、1人暮らしで大きな器具を置く場所がないという人のために作られたのが「HARIO コーヒーサイフォン ミニフォン DA-1SV」です。

性能はそのままサイズだけを小さくして、コンパクトに使いたいという人にぴったり。

使うコーヒー粉は中挽きにしたものがおすすめです。

商品詳細

商品名	HARIO コーヒーサイフォン ミニフォン DA-1SV
サイズ（cm）	幅13.8×奥行8.8×高さ18.8
重さ	540g
熱源	アルコールランプ
容量	140ml
手入れの簡単さ	簡単
価格	8,382円

9. 持ち運び・取り外しも簡単「Children’s Rooms コーヒーポット サイフォン コーヒーメーカー」

取り外しや持ち運びが自由自在な「Children’s Rooms コーヒーポット サイフォン コーヒーメーカー」。

ガラスは耐久性に優れているだけでなく、温度が上がりやすいように作られています。

コーヒーを淹れる時間を短縮できるので、忙しい時間でもコーヒーを飲みたい時に大活躍。

その他にも、接触部のゴムは丈夫な素材になっているところや、手をかけるハンドル部分を長く設計しているところなど、買う人にとって使いやすい工夫が凝らされています。

商品詳細

商品名	Children’s Rooms コーヒーポット サイフォン コーヒーメーカー
サイズ（cm）	幅13×奥行21×高さ37.5
重さ	記載なし
熱源	アルコールランプ
容量	5人用
手入れの簡単さ	普通
価格	7,999円

おすすめのサイフォン一覧表

商品名	サイズ（cm） 幅×奥行×高さ	重さ	熱源	容量	値段
HARIO コーヒーサイフォンテクニカ TCA-3	16×9.5×35	775g	アルコールランプ	360ml	5,342円
ボンマック ゴールドサイフォン TCA-3GD-BM	14.9×14.3×37.1	725g	アルコールランプ	3人用	10,698円
BODUM ePEBO 電動サイフォンコーヒーメーカー	21.8×15.5×32.8	1380g	電気	500ml	9,500円
Yama Glass YAMTCA5D 卓上コーヒーサイフォン	10.2×10.2×35.6	990g	アルコールランプ	5人用	15,290円
THANKO おうち純喫茶 CCESCMBK	15×18.5×34	1340g	電気	530ml	8,585円
TWINBIRD サイフォン式コーヒーメーカー CM-D854BR	25.5×18×32.5	1800g	電気	400ml	10,800円
Zhengpinベルギー高級ロイヤルファミリー バランスサイフォン	32×12×32	2560g	アルコールランプ	500ml	11,730円
HARIO コーヒーサイフォン ミニフォン DA-15V	13.8×8.8×18.8	540g	アルコールランプ	140ml	8,382円
Children’s Rooms コーヒーポット サイフォン コーヒーメーカー	12×21×37.5	記載なし	アルコールランプ	5人用	7,999円

サイフォンの一覧表でまとめました。

それぞれの特徴を比較してみてください。

サイフォンで淹れたコーヒーがまずい時の対策

せっかくサイフォンを導入してコーヒーを淹れたのにまずい…。

そんな時は、淹れ方を見直してみてください。

「サイフォン式で美味しいコーヒーを淹れるポイント」で紹介したコツはしっかり押さえましょう。

攪拌や優しく、でもしっかり混ぜなくては意味がありません。

味にムラができて、濃かったり薄かったりという仕上がりになってしまいます。

混ぜるのはサイフォンを買った時についてくるヘラがおすすめ。

火力が調節できる場合は、強火で抽出するのは避けてください。

また、その他にも使っているコーヒー豆は新鮮か、サイフォンコーヒーを淹れる前に挽いているかといった点を確認します、

ポイントはしっかり押さえ、失敗した点は見直して美味しいコーヒーを楽しみましょう。

新鮮で美味しいコーヒーが知りたい方は、以下の記事をチェック！

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いかがでしたでしょうか？

サイフォンの特徴からおすすめの器具まで幅広く紹介しました！

本記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。

ぜひ今回紹介した内容をもとに、サイフォンを使って美味しいコーヒーを淹れましょう！