
コーヒー豆っていっぱいあってどんな種類があるのかわからない。



わかりやすくコーヒー豆の種類をまとめた一覧表ってないの?
こういった疑問にお答えしていきます。
コーヒー豆の種類は、原種(アラビカ・カネフォラ・リベリカ)/派生品種(ティピカ・ブルボン・ゲイシャほか)/生産国・銘柄/精製方法の4軸で整理できます。世界の流通量はアラビカ種が約60%、カネフォラ種(ロブスタ)が約40%、リベリカ種は1%未満です(出典:国際コーヒー機関 World Coffee Statistics Database)。
運営するコーヒー豆研究所では創業以来3,000銘柄以上をカッピング検証してきました。本記事ではその実飲データをもとに、三大原種の違い、派生5品種、主要14銘柄の味わい、精製方法の違い、迷ったときに選ぶべき3種までを整理しました。
- コーヒー豆は「原種」「派生品種」「生産国・銘柄」「精製方法」の4軸で種類分けされる
- 三大原種はアラビカ・カネフォラ(ロブスタ)・リベリカで、世界流通の99%以上はアラビカとロブスタが占める
- 派生品種にはティピカ・ブルボン・ゲイシャ・SL28・カトゥーラ・パカマラがあり、それぞれ風味が異なる
- 初心者はブラジル・コロンビア・グアテマラの3銘柄から飲み比べると好みが見つかりやすい
- 選び方では焙煎度・挽き方・ストレート/ブレンドの3点を押さえると失敗が減る


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。累計3,000商品以上をカッピングスコア基準で評価した上で、厳選して紹介しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。
それでは、種類ごとの違いを順に整理していきます。
コーヒー豆の種類は4軸+三大原種で整理できる


コーヒー豆の種類は数千銘柄に及びますが、整理すると以下の4軸に集約されます。最初にこの全体像を押さえておけば、銘柄を見るときに「どの軸の話か」で迷うことはありません。
- 原種:アラビカ・カネフォラ(ロブスタ)・リベリカの3種
- 派生品種:ティピカ・ブルボン・ゲイシャ・SL28・カトゥーラなど
- 生産国・銘柄:ブラジル・コロンビア・キリマンジャロ・モカなど
- 精製方法:ナチュラル・ウォッシュド・パルプドナチュラル
たとえば「エチオピア・イルガチェフェG1・アラビカ種・ナチュラル」という1袋のコーヒー豆は、4軸すべての情報を含んでいます。スペシャルティ系の店で見かけるラベルも、この4軸を分解して読み取れば理解しやすくなるはずです。
コーヒー豆研究所の店頭ラボカフェで実飲した経験では、同じ「コロンビア」でもナチュラルとウォッシュドでは別物の味わいになりました。原種・品種・産地・精製方法の組み合わせが味を決めるため、まずこの4軸を頭に入れておいてください。
世界に流通するコーヒー豆は、植物学的に「アラビカ種」「カネフォラ種(ロブスタ種)」「リベリカ種」の3つの原種に分類されます。三大原種は栽培環境・耐病性・味わいが大きく異なり、用途も分かれてくるでしょう。
| 原種 | 世界シェア | 主産地 | 味の傾向 | 用途 |
|---|---|---|---|---|
| アラビカ種 | 約60% | ブラジル・コロンビア・エチオピア | 華やかな香りと酸味・甘み | レギュラーコーヒー |
| カネフォラ種(ロブスタ) | 約40% | ベトナム・インドネシア・ウガンダ | 強い苦味とコク・香ばしさ | インスタント・ブレンド・エスプレッソ |
| リベリカ種 | 1%未満 | フィリピン・マレーシア・西アフリカ | 独特の燻香とスパイシーさ | 現地消費中心 |
| 合計 | 100% | 世界70か国 | — | — |
アラビカ種:高品質コーヒーの大半を占める原種
アラビカ種はエチオピア南西部が原産とされ、標高800〜2,000m前後の高地で栽培されます。華やかなフレーバーと穏やかな酸味、ナチュラルな甘みが特徴で、スペシャルティコーヒーの大半はアラビカ種です。
一方で、サビ病など病害虫への抵抗力が弱く、気候変動の影響を受けやすい品種でもあります。全日本コーヒー協会は、コーヒーノキの栽培には年間平均気温20℃前後・降水量1,500〜2,000mm程度の環境が必要だと整理しています(出典:全日本コーヒー協会「コーヒーの基礎知識・栽培」)。
カネフォラ種(ロブスタ):強い苦味と耐病性
カネフォラ種は通称「ロブスタ」と呼ばれ、低地(標高〜800m)でも栽培でき、サビ病にも強い品種です。カフェイン含有量はアラビカ種の約2倍で、苦味とコクが強く、エスプレッソ用ブレンドやインスタントコーヒーに多く使われます。
ベトナムはロブスタ生産量で世界1位、インドネシアが2位を占めます。コーヒー豆研究所が自家焙煎でロブスタ単体を抽出した際には、麦茶のような香ばしさと強い苦味が前に出て、ミルクとの相性が良い味わいになりました。
リベリカ種:流通量1%未満の希少原種
リベリカ種は西アフリカのリベリアが原産で、現在はフィリピンやマレーシアで栽培されています。果実は他2種より大きく、独特の燻香(スモーキーさ)とスパイシーな風味を持つ反面、流通量は世界全体の1%未満で、日本では入手機会が限られてきました。
現地ではエクセルサ種というリベリカの近縁種もブレンドに使われており、フィリピンのバラコ・コーヒーが代表例として知られています。
アラビカ種から派生した5品種の特徴


アラビカ種は突然変異や交配によって多数の品種が派生しています。スペシャルティコーヒーのラベルに頻出する代表5品種を整理しました。「種類」ではなく「品種(バラエティ)」と呼ぶ点に注意してください。
| 品種 | 系統 | 主産地 | 味の特徴 | 難易度 |
|---|---|---|---|---|
| ティピカ | 原種系 | ハワイ・ジャマイカ | クリーンな酸味とクセのない甘み | 初心者向け |
| ブルボン | 突然変異 | ブラジル・ルワンダ | 濃厚な甘みと丸い口当たり | 初心者向け |
| ゲイシャ | 原種系 | パナマ・コロンビア | ジャスミン香・紅茶のような余韻 | 上級者向け |
| SL28 | 選抜系 | ケニア | 黒スグリのようなジューシーな酸味 | 中級者向け |
| カトゥーラ | ブルボン変異 | コロンビア・コスタリカ | 明るい酸味とすっきりした後味 | 初心者向け |
| パカマラ | 交配種 | エルサルバドル・ホンジュラス | 大粒で複雑なフレーバー | 中級者向け |
ティピカ:すべての商業品種のルーツ
ティピカは商業栽培されているアラビカ品種の最も古い系統で、ハワイのコナやジャマイカのブルーマウンテンに使われています。クリーンな酸味とクセのない甘みが特徴で、初めてスペシャルティに触れる方にも飲みやすい品種です。


ブルボン:濃厚な甘みの突然変異種
ブルボンはティピカの突然変異種で、インド洋のレユニオン島(旧ブルボン島)で発見されました。果実が成熟しやすく、濃厚な甘みと丸い口当たりが特徴です。ブラジルやルワンダで広く栽培されています。


ゲイシャ:ジャスミン香で注目を集める品種
ゲイシャはエチオピア南西部のゲシャ村が原産で、2004年のパナマでのカップ・オブ・エクセレンスで一躍注目を集めました。ジャスミンのような香りと紅茶を思わせる軽やかな余韻が特徴で、現在ではパナマ・ゲイシャは1kgあたり数十万円で取引される銘柄も存在します。
コーヒー豆研究所のカッピング会でも参加者の半数以上が「これまでに飲んだコーヒーで最も華やか」と回答した品種で、フローラル系が好きな方に強くおすすめできます。
SL28:ケニアを代表する選抜品種
SL28はケニアのスコットラボラトリーズが1930年代に選抜したアラビカ品種で、黒スグリ(カシス)のような濃厚な果実感とジューシーな酸味が特徴です。ケニアAAなどハイグレード豆の多くにSL28が含まれます。
カトゥーラ・パカマラ:中南米で広く採用
カトゥーラはブルボンの突然変異種で、樹高が低く生産性が高いため、コロンビアやコスタリカで広く栽培されます。明るい酸味とすっきりした後味が特徴です。
パカマラはパカス種とマラゴジペ種の交配品種で、エルサルバドルやホンジュラスで栽培されています。粒が非常に大きく、複雑なフレーバーが楽しめる品種で、コンテスト常連の銘柄に多用されます。
【生産国・銘柄編】主要14銘柄の味わい一覧


コーヒー豆の銘柄は、生産国や生産地域の名称をそのまま付けることが多いです。「コロンビア」「グアテマラ」のような国名のほか、「ブルーマウンテン」「キリマンジャロ」のように山の名前を冠した銘柄もあります。
同じ国でも生産地域や農園で風味は変わりますが、まずは国別の傾向を押さえると好みの方向性が見えてきます。コーヒー豆研究所のカッピング検証から、代表14銘柄を整理しました。
コーヒー豆の銘柄一覧
| 銘柄 | 生産国 | 特徴 |
|---|---|---|
| キリマンジャロ | タンザニア | 強い酸味とコク・甘い香り・野性味あふれる味 |
| ブルーマウンテン | ジャマイカ | 調和のとれた味わいと滑らかな喉越し |
| モカ | イエメン・エチオピア | フルーツのような酸味と甘み・コク |
| ブラジル | ブラジル | バランスの良い酸味と苦味で初心者でも飲みやすい |
| グアテマラ | グアテマラ | フレッシュな酸味・華やかな甘い香り・豊かなコク |
| コロンビア | コロンビア | ナチュラルな甘さとフルーティーさでバランスが良い |
| コナ | アメリカ(ハワイ) | 世界三大コーヒーの1つ、繊細な酸味と甘い香り |
| マンデリン | インドネシア | 苦味とコクがあり酸味は控えめ、シナモン系の風味 |
| エチオピア・イルガチェフェ | エチオピア | レモンティーのような柑橘系と花のフローラル |
| ケニアAA | ケニア | カシス・トマトのようなジューシーな酸味とコク |
| コスタリカ | コスタリカ | 明るい酸味と上品な甘さ・クリーンな後味 |
| パナマ・ゲイシャ | パナマ | ジャスミン香と紅茶のような透明感 |
| ベトナム | ベトナム | ロブスタ主体で強い苦味、練乳との相性が良い |
| ハワイカウ | アメリカ(ハワイ) | コナより力強いボディとカカオのような余韻 |
より大きな地域ごとの特徴をタブでまとめています。クリックすると詳細が見れます
苦みと深いコクが特徴。いつもと違うコーヒーを飲みたい方におすすめです。
代表的な銘柄はインドネシアの「マンデリン」。
苦みが強く、深いコクが感じられます。また香辛料のような独特な香りも魅力でしょう。
そのため、少しクセのあるコーヒーを試したい際や、普段からミルクや砂糖と一緒に飲んでいる方などの甘党の方にもおすすめです。
【精製方法編】コーヒー豆の種類


コーヒー豆は収穫後の精製(処理)方法によっても風味が大きく変わります。代表的な精製は3つです。同じ品種・同じ農園でも、精製が異なるだけで別の銘柄かと思うほど味わいが変わる点は、コーヒー豆研究所のラボカフェでも何度も実証してきました。
ナチュラル:果肉付きで乾燥させる伝統製法
ナチュラル製法は、収穫したチェリーを果肉ごと天日乾燥させる伝統的な方法です。果肉の糖分が豆に移ることで、ベリーやワインのような甘く濃厚な風味が生まれます。エチオピアやブラジルが代表的な産地です。


ウォッシュド:果肉を除去して水洗いする精製
ウォッシュド(水洗式)は、果肉を取り除いてから発酵槽で粘液質を分解し、水で洗い流す精製方法です。クリーンで雑味のない酸味が出やすく、品種本来の特徴が表現されやすいため、スペシャルティコーヒーで広く採用されています。


パルプドナチュラル:両者の中間を狙う精製
パルプドナチュラル(ハニープロセス)は、果肉を取り除いたあとに粘液質を残したまま乾燥させる方法です。ナチュラルの甘みとウォッシュドのクリーンさを両立できる中間製法で、コスタリカやブラジルで広く採用されてきました。残す粘液質の量によって、ホワイト・イエロー・レッド・ブラックハニーと呼び分けます。
コーヒー豆を選ぶ際に種類以外で押さえたいポイント


原種・品種・銘柄・精製方法に加えて、最終的な味わいを左右する要素が3つあります。「焙煎度合い」「ストレート/ブレンド」「挽き方」です。コーヒー豆研究所では3,000銘柄のカッピングを通じて、同じ豆でも焙煎度1段階の違いで好みが分かれる場面を何度も見てきました。
焙煎度合い:浅煎り〜深煎りの8段階
焙煎度合いは浅煎りから深煎りまで8段階に分類されます。順にライトロースト・シナモンロースト・ミディアムロースト・ハイロースト・シティロースト・フルシティロースト・フレンチロースト・イタリアンローストと呼び、後ろほど焙煎時間が長くなる仕組みです。
浅煎りは酸味と華やかさが、深煎りは苦味とコクが前に出ます。同じ豆を浅煎り・中煎り・深煎りで比較すると、別の豆かと思うほど味の輪郭が変わるため、店舗で購入する際は焙煎度も必ず確認しましょう。


ストレートかブレンドか
ストレートは単一銘柄の豆だけで構成されるコーヒー、ブレンドは複数銘柄を組み合わせたコーヒーを指します。ストレートは銘柄ごとの個性がはっきり感じられる一方、ブレンドは複数の長所を組み合わせてバランスの良い味を作れる手法です。




挽き方:抽出器具に合わせて選ぶ
挽き方は粗挽き・中粗挽き・中挽き・中細挽き・細挽き・極細挽きの6段階が一般的で、抽出器具に合わせて選びます。ペーパードリップなら中挽き、フレンチプレスなら粗挽き、エスプレッソマシンなら極細挽きが基本です。


コーヒーの飲み方の種類
抽出後の飲み方にも複数の選択肢があります。ストレートで楽しむドリップコーヒー、圧力で抽出するエスプレッソ、ミルクを合わせるカフェラテやカプチーノ、夏場の定番アイスコーヒーまで、シーンに合わせて選びましょう。


3,000銘柄カッピングから推奨!迷ったらこの3種


「種類が多すぎてどれから飲めばよいかわからない」という方向けに、コーヒー豆研究所が3,000銘柄をカッピング検証した中から、初心者が最初に飲むべき3種を選びました。いずれもクセが少なく、流通量も多いため入手しやすい銘柄です。
1. ブラジル:バランス重視の入門銘柄
ブラジルは世界1位の生産国で、流通量も豊富です。酸味・苦味・コクのバランスが取れており、ナッツやチョコレートを思わせる甘みが楽しめます。中煎りで購入すると、ミルクを入れてもブラックでも美味しく飲めるため、最初の1銘柄に最適です。
コーヒー豆研究所のラボカフェでブラックを注文されるお客様の約4割がブラジル系のブレンドを選んでおり、万人受けする銘柄として実証されています。
2. コロンビア:フルーティーな甘みと飲みやすさ
コロンビアはアンデス山脈の高地で栽培され、ナチュラルな甘みとフルーティーな酸味が特徴です。ブラジルよりも酸味がやや明るく、果実感のあるコーヒーを探す方に向くでしょう。スーパーや専門店でも入手しやすく、ブレンドのベースとして使われる場面も多くなりました。
3. グアテマラ:華やかな香りで広がりを感じる
グアテマラは火山性土壌で育つコーヒーで、華やかな甘い香りと豊かなコクが両立します。ブラジル・コロンビアと比べると個性が出やすく、3銘柄を飲み比べると「酸味の強さ」「香りの華やかさ」の違いがはっきり分かります。コーヒー豆の世界を体感する入門セットとして相性が良い組み合わせです。



ブラジル・コロンビア・グアテマラの3種を飲み比べるだけで、コーヒー豆の幅広さが体感できますよ!
コーヒー豆を購入するならネットショップがおすすめ
多彩な種類を試したい方には、専門ロースターのネットショップが便利です。スーパーでは見かけない希少な銘柄や、新鮮な焙煎日からの発送に対応している店も多く、自宅で本格的なコーヒーが楽しめます。コーヒー豆研究所が独自にカッピング検証したショップから2店舗を紹介します。
1. 珈琲きゃろっと 初回お試しセット


珈琲きゃろっとは北海道の自家焙煎ロースターで、焙煎後3日以内の豆を発送する鮮度重視の運営が特徴です。
初回限定のお試しセットは、グァテマラ・コスタリカなど人気銘柄を53%OFFで楽しめるため、複数銘柄を一度に飲み比べたい方にぴったりです。
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2. 土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット






土居珈琲は自家焙煎で種類豊富なコーヒー豆を販売するショップです。品質を重視した上質な味わいで、これまで体験したことのない香りに出会える可能性があります。
「小さな焙煎」おためしセットは人気銘柄2種類の組み合わせで、どの種類を選べばよいか悩んでいる方にも飲み比べしやすい構成です。
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コーヒー豆の種類に関するよくある質問
- コーヒー豆の種類はいくつありますか?
-
植物学的な原種は「アラビカ・カネフォラ(ロブスタ)・リベリカ」の3種です。アラビカ種からはティピカ・ブルボン・ゲイシャなど数十以上の派生品種が生まれており、銘柄レベルでは数千以上に分類されます。
- アラビカ種とロブスタ種の違いは何ですか?
-
アラビカ種は高地栽培で華やかな香りと酸味、ロブスタ種は低地でも栽培でき強い苦味とコクが特徴です。カフェイン含有量はロブスタ種がアラビカ種の約2倍で、エスプレッソ用ブレンドやインスタントコーヒーで多く使われます。
- 世界三大コーヒーとは何ですか?
-
ジャマイカのブルーマウンテン、タンザニアのキリマンジャロ、ハワイのコナの3銘柄を「世界三大コーヒー」と呼ぶのが一般的です。いずれも栽培量が限られ、希少価値の高い銘柄として知られています。
- 初心者におすすめのコーヒー豆は?
-
バランスの良いブラジル、フルーティーなコロンビア、華やかなグアテマラの3銘柄から始めるのがおすすめです。3,000銘柄をカッピングしてきた経験でも、この3種類は失敗が少なく飲み比べの起点として優れています。
- ゲイシャ種が高価なのはなぜですか?
-
ゲイシャ種は栽培量が少なく、ジャスミンや紅茶を思わせる独特の香りで国際品評会の上位を独占してきました。需要に対して供給が限られるため、パナマ・ゲイシャの最高ロットは1kgあたり数十万円で取引されることもあります。
- 精製方法で味はどれくらい変わりますか?
-
同じ農園・同じ品種でもナチュラルとウォッシュドでは別の銘柄かと思うほど風味が変わります。ナチュラルはベリーやワインのような甘み、ウォッシュドはクリーンで透明感のある酸味が出やすい点が大きな違いです。
- スーパーで買える豆と専門店の豆はどう違いますか?
-
スーパーで購入できる豆は流通量の多い銘柄のブレンドが中心で、価格が安く保存性も高い反面、焙煎からの経過日数が長くなりがちでした。専門ロースターは焙煎後3〜7日以内の発送が多く、香りの立ち方が大きく違ってきます。
コーヒー豆の種類を理解してより美味しいコーヒーに出会おう


コーヒー豆の種類は、三大原種・派生品種・生産国と銘柄・精製方法の4軸で整理できます。3,000銘柄をカッピングしてきたコーヒー豆研究所の経験では、この4軸を意識して銘柄を選ぶだけで、自分の好みに合う豆に出会える確率が大きく上がりました。
迷ったらブラジル・コロンビア・グアテマラの3銘柄を飲み比べる、初心者でも分かるレベルから始めて、慣れてきたらゲイシャやSL28などの個性派品種に進んでいくのが王道のルートです。さらに同じ銘柄を異なる焙煎度や精製方法で試すと、コーヒーの奥深さがより一層楽しめます。
- 原種はアラビカ・カネフォラ(ロブスタ)・リベリカの3種類
- 派生品種はティピカ・ブルボン・ゲイシャ・SL28・カトゥーラ・パカマラなど多数
- 銘柄は生産国・産地名で呼ばれ、主要14銘柄を押さえると好みが見つかる
- 精製方法(ナチュラル・ウォッシュド・パルプドナチュラル)でも風味が変わる
- 初心者はブラジル・コロンビア・グアテマラから飲み比べを始めるのが王道














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