
犬はコーヒーを飲んではいけないの?



もしも飲んでしまったときの対処法が知りたい。
このような疑問や要望にお答えします。
- 犬にコーヒーを飲ませてはいけない理由はカフェイン
- コーヒーを口にした可能性があれば、症状がなくてもすぐに獣医師へ相談する
- 商品・量・時刻・犬の体重や症状を伝え、獣医師の指示なしに吐かせない


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。これまで3,000商品以上のコーヒー・関連商品を調査・比較し、その中から厳選して紹介しています。運営するコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」は最大月間約60万PVを記録し、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアでも紹介されています。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。
では早速見ていきましょう。
犬にコーヒーを飲ませてはいけない理由は?


犬にコーヒーを飲ませてはいけないということを知っているでしょうか?
コーヒーには、犬にとって危険な成分が入っているので飲んではいけません。
原因は「カフェイン」


コーヒーに含まれるカフェインは、犬に中毒を起こすおそれがあります。
ASPCAの動物中毒情報では、コーヒーやカフェインによって嘔吐、下痢、興奮、不整脈、けいれんなどが起こり、命に関わる場合もあるとしています。
危険性はコーヒーの種類や摂取量、犬の体重や状態によって変わります。
人が飲める量を基準に、犬にも安全だと判断しないでください。
これらのことから、犬にコーヒーを与えるのは危険なのです。
コーヒーの効果について知りたい方は、こちらの「驚くべきコーヒーの効果とは?メリット・デメリットを含めて完全解説」記事をチェック。


犬のコーヒー摂取量はどのくらいだと危険?


犬のコーヒー摂取量はどのくらいだと危険なのか気になりますよね。
カフェインの量は、飲むコーヒーによって量が違います。
カフェインレスであれば、カフェインを気にせず飲ませてもいいのかと考えられるかもしれませんが、カフェインレスコーヒーは、カフェインを90%以上除去したコーヒーなので多少のカフェインが含まれています。
なので注意が必要です。
「少量だから問題ない」と一律には判断できません。口にした可能性があれば、動物病院に相談してください。
量がわからない場合は、そのことも獣医師に伝えます。推測だけで安全と決めないようにしましょう。
ASPCAの受診案内は、危険なものを口にした後は、無症状でも相談し、悪化を待たないよう勧めています。
量の目安だけで安全を判断しない
参考資料「Chocolate intoxication」の20・40〜50・60 mg/kgは、チョコレート中毒に関するテオブロミンとカフェインの合計量の記述です。コーヒー単独の安全量として使ったり、数値未満なら受診不要と判断したりしないでください。
- カフェイン量は商品や作り方で異なる
- 飲んだ量が不明なときも獣医師に相談する
- 症状の有無だけで安全とは判断しない
カフェイン中毒では、次のような症状がみられる場合があります。すべての症状がそろうとは限りません。
- 落ち着きがなくなる
- 水をたくさん飲む
- 尿失禁
- 嘔吐
- 下痢
- 頻脈
もしも中毒症状が重い場合には、高血圧や不整脈、筋肉の硬直、けいれん、ぐったりするなどの症状がみられます。
最悪の場合には死亡してしまうこともあるので、犬がコーヒーを飲まないように置き場所を工夫したり、こぼしたらすぐに片付けるようにしたりと気をつけなくてはいけません。
海外では、体重7kgの犬がカフェインを3g食べてしまい、2時間後に症状があらわれ、死亡したということもあったようです。(参考:Death by Caffeine: Presumptive Malicious Poisoning of a Dog by Incorporation in Ground Meat)
コーヒーに含まれるカフェインの効果や人の場合の摂取量の目安などを知りたい方は、以下の記事をチェック。


犬がコーヒーを飲んでしまった際の対処法


犬がコーヒーを飲んではいけないとわかってはいても、何らかの拍子に犬が飲んでしまう可能性はありますよね。
犬がコーヒーを口にした、またはその可能性がある場合は、症状がなくてもすぐに動物病院へ連絡してください。
けいれん、呼吸困難、反応がないなどの症状がある場合は、直ちに救急対応の動物病院へ向かってください。
受診が必要か、自宅で観察できるかは獣医師の判断を仰ぎます。症状が出るまで自己判断で待たないでください。
連絡時には次の情報を、わかる範囲で伝えましょう。調べるために連絡を遅らせる必要はありません。
- 商品名と原材料(ミルク・砂糖・甘味料など)、パッケージの有無
- いつ飲んだのか
- 犬の体重と現在の症状、持病や服薬の有無
- どんなコーヒーを飲んだのか(粉なのか、豆なのか、液体なのか)
- だいたいどのくらいの量を食べたのか
液体だけでなく、コーヒー豆やインスタントコーヒーの粉も相談の対象です。種類だけで危険度を決めず、口にした形状と量を伝えてください。
残っている商品やパッケージがあれば、受診時に持参しましょう。
ASPCAの救急診療の解説では、摂取したものや経過時間に応じて獣医師が処置を判断するとしています。獣医師に相談せず、自宅で吐かせたり薬を与えたりしないでください。
犬がコーヒー以外に口にしてはいけないもの


犬にはコーヒー以外にも口にしてはいけないものがあります。
- カフェイン飲料
- コーヒーゼリー
- コーヒー豆
- チョコレート
これらはなぜ口にしてはいけないのでしょうか?
それぞれ、なぜ口にしてはいけないのか説明していきます。
カフェイン飲料
カフェイン飲料には、カフェインが少量でも含まれています。
例えば、紅茶やほうじ茶、玄米茶、煎茶、玉露、抹茶、コーラなどには含まれています。
商品の原材料や表示を確認し、犬が口にできない場所に置きましょう。カフェイン量が表示されていない場合もあります。
コーヒーゼリー
コーヒーゼリーにもカフェインが含まれる場合があります。飲むコーヒーより必ず少ないとは言えず、商品ごとの原材料を確認する必要があります。
なので、食べさせない方がいいでしょう。
コーヒー豆
コーヒー豆は、粉や液体の元なので、カフェインが入っていることはわかりますよね。
粉や液体ではないので大丈夫ではなく、食べさせないようにしましょう。
チョコレート
チョコレートの原料はカカオ豆なので、カフェインとは関係ないのでは?と思うかもしれません。
チョコレートにはテオブロミンやカフェインが含まれ、犬に中毒を起こすおそれがあります。コーヒーと同様に、犬の手が届かない場所で保管してください。
愛犬と暮らすならコーヒーを飲む際は注意しよう!


いかがでしたか?
犬がコーヒーを飲んではいけない理由や飲んでしまった場合の対処法などを紹介しました。
犬がコーヒーを飲んではいけない理由は「カフェイン」が入っているからです。
ですが、犬にダメと言っても犬は人とは違って、言っていることがわからずなんでも口にしてしまうことがあるので、人が気をつけるしかありません。
量によっては中毒症状や最悪なことになってしまう場合もありますよ。
口にした可能性があれば、すぐに動物病院へ連絡し、次の情報を伝えましょう。
- 商品名と原材料(ミルク・砂糖・甘味料など)、パッケージの有無
- いつ飲んだのか
- 犬の体重と現在の症状、持病や服薬の有無
- どんなコーヒーを飲んだのか(粉なのか、豆なのか、液体なのか)
- だいたいどのくらいの量を食べたのか
症状が出るまで待たず、受診や観察の方法は獣医師の指示に従ってください。
愛犬と健康に暮らすために、コーヒーを飲むときには注意をしましょうね。
この他カフェインの効果や副作用についてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をチェック。


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