
スタバの東京ローストってどんな味なの?



合う淹れ方やフードもあわせて知りたい!
こういった疑問にお答えしていきます。
スタバの東京ロースト(TOKYO ロースト)は、東京・中目黒のスターバックス リザーブ ロースタリー 東京で焙煎される国内焙煎の定番豆です。スマトラ産のなめらかな深いコクに、ラテンアメリカ産のすっきりした後味を重ねた、まろやかで飲みやすい一杯に仕上がっています。
本記事では、コーヒー豆研究所のカッピング基準と実際の口コミをもとに、東京ローストの味わいを甘味・酸味・苦味・コク・香りの5軸で評価しました。さらに、ハンドドリップや水出しといった抽出方法別の向き不向き、相性の良いフード、他のスタバ豆との違いまで詳しく紹介します。
- 東京ローストはロースタリー東京で焙煎される「国内焙煎」の定番豆で、通年購入できる
- スマトラ由来の深いコクとシナモンを思わせる香りが特徴で、酸味は控えめ
- 5段階評価ではコク4.5・香り4.0と高く、苦味3.5・甘味3.0・酸味2.0
- ハンドドリップとフレンチプレスが好相性、アイスにするなら急冷式がおすすめ
- 水出し(コールドブリュー)はスモーキーさが出やすく不向き
- 価格は250g税込1,590円(2026年6月時点)で、全国の店舗とオンラインストアで買える


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。累計3,000商品以上をカッピングスコア基準で評価した上で、厳選して紹介しています。運営する国内最大級のコーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」(月間60万PV)は多くの読者に支持され、テレビ番組『ZIP!』をはじめ各種メディアにも出演。自社ブランド「ラボカフェ」では、厳選したコーヒー豆を累計3,000個以上販売しています。
それでは早速見ていきましょう!
スタバ東京ローストとは?特徴と基本情報


東京ローストは、2019年3月20日にスターバックス リザーブ ロースタリー 東京のオープンに合わせて発売されたコーヒー豆です。当初は数量限定でしたが、現在は通年販売の「コア コーヒー」として定着しています。まずは基本スペックを確認しましょう。
| 商品名 | TOKYO ロースト |
|---|---|
| コーヒー豆の産地 | スマトラ・ラテンアメリカ |
| 焙煎度 | ミディアムロースト |
| 内容量 | 250g(ホールビーン) |
| 価格 | ¥1,590(税込・2026年6月時点) |
| 販売場所 | 全国のスターバックス店舗・オンラインストア |
ロースタリー東京で焙煎される「国内焙煎」の豆
東京ローストの最大の特徴は、中目黒のスターバックス リザーブ ロースタリー 東京で焙煎されている点です。ロースタリーで焙煎した豆を、リザーブ店以外の通常店舗で販売するのは世界初の取り組みとして始まりました。
海外の焙煎所から輸入する豆と違い、国内で焙煎してそのまま全国へ届けるため、焙煎から店頭に並ぶまでの輸送時間が短く、香りが立ちやすいのも魅力です。コーヒーは焙煎直後から少しずつ風味が抜けていくため、国内焙煎は鮮度の面で有利に働きます。
パッケージにはロースタリー東京をイメージしたデザインが施され、店舗で焙煎する物語性も人気の理由になっています。
価格・内容量・販売形態
東京ローストの価格は250gで税込1,590円(2026年6月時点)です。1gあたり約6.4円という計算になり、スターバックスの定番豆としては標準的な価格帯に収まります。
販売形態は、豆のまま購入するホールビーン(250g)が基本です。店舗では好みの挽き方に挽いてもらえるほか、1杯ずつ手軽に楽しめるオリガミ® パーソナルドリップコーヒーも用意されています。自宅にミルがない方は、購入時に挽いてもらうか、オリガミを選ぶと失敗がありません。
購入できるのは全国のスターバックス店舗とオンラインストアです。スタバカードのポイントも使えるため、公式での購入が安心でしょう。
スタバ東京ローストの味わいを5軸で評価


ここからは、東京ローストの味わいをコーヒー豆研究所のカッピング基準で評価します。累計3,000商品以上を試してきた視点と、実際に飲んだ方の口コミを照らし合わせ、甘味・酸味・苦味・コク・香りの5項目を数値化しました。


- スマトラ由来の深いコクとまろやかな口当たり
- シナモン系の香りで飲み飽きしにくい
- 国内焙煎で香りが立ちやすい
- 酸味やフルーティーさを求める人には物足りない
- 水出しではスモーキーさが出やすい
甘味・酸味・苦味・コク・香りの評価
最も際立つのはコク(90/100)です。スマトラ産コーヒーのなめらかで重厚な飲みごたえが土台になり、口に含むとどっしりとした厚みを感じます。次いで香り(80/100)が高く、シナモンやハーブを思わせる甘い香ばしさが立ちます。
一方で酸味は40/100と控えめです。明るいフルーティーさよりも、落ち着いた深みを楽しむ豆です。苦味は70/100としっかりめで、口コミでも「苦味が強い」と感じる方が一定数いました。甘味は60/100で、後味にほんのりとした甘さが残ります。
総合すると、酸味が苦手でコク重視の方に向く、深煎り寄りのバランス型という評価になります。
ベースになった「ユーコンブレンド」の物語
東京ローストのレシピは、かつて日本で販売されていた「ユーコンブレンド」をベースに開発されました。ユーコンブレンドは、厳しい漁の合間に心と体を温めるコーヒーとして親しまれてきたブレンドです。
深く包み込むようなコクと、寒い環境でもほっとできるまろやかさという設計思想が、東京ローストにも受け継がれています。「まろやかで心温まるコーヒー」という公式の表現は、この背景を知るとより納得できるはずです。単なる新商品ではなく、スターバックスの歴史を踏まえた一杯になっています。
スタバ東京ローストの口コミ・評判


実際に東京ローストを飲んだ方の口コミを、良い意見と気になる意見の両面から紹介します。味の感じ方には個人差があるため、購入前の参考にしてください。
良い口コミ
良い口コミで多かったのは、「まろやかで飲みやすい」「コクがしっかりしている」という声です。
- 薄すぎず濃すぎず、コクがあるのに重たくない。酸味が苦手でも複数杯飲める
- ハンドドリップだと後味にほんのり甘さが残り、誰が飲んでもおいしいと感じるバランス
- ホットはもちろん、急冷したアイスコーヒーにしても香ばしさが活きる
- 国内焙煎ならではの新鮮で香ばしい香りが楽しめる
とくに「酸味が控えめで飲みやすい」という評価は多くの口コミに共通していました。コーヒーの酸味が苦手な方からの支持が厚い豆です。
気になる口コミ
一方で、味の濃さや抽出方法に関する気になる声もありました。正直な意見として掲載します。
- しっかりした苦味があり、軽い味わいが好きな人には少し苦手という声
- 水出しにすると焙煎由来のスモーキーさやゴムのような風味が目立ち、向いていない
- 明るい酸味やフルーティーさを期待すると物足りなく感じる
苦味やスモーキーさは、抽出方法を選べば大きく改善できるポイントです。次章で抽出方法別の向き不向きを具体的に解説します。
【抽出法別】スタバ東京ローストの美味しい淹れ方


東京ローストは、抽出方法によって印象が大きく変わる豆です。ここではハンドドリップ・フレンチプレス・アイスの3つに分けて、おすすめの淹れ方と向き不向きを解説します。
ハンドドリップ(バランス重視の基本)
最もおすすめなのがハンドドリップです。ペーパーが余分な油分を吸収し、コクを残しながらすっきりとした後味に仕上がります。東京ローストの後味のほのかな甘さが最も活きる淹れ方です。
- 豆の量:10g(中細挽き)/お湯:180ml
- 湯温:90度前後
- 蒸らし30秒のあと、2〜3回に分けて注ぐ
苦味が強いと感じる場合は、湯温を85度前後まで下げると角が取れてまろやかになります。朝の一杯にぴったりの軽やかさです。
フレンチプレス(コクを最大化)
コクを存分に味わいたいならフレンチプレスが向いています。金属フィルターが豆の油分(コーヒーオイル)をそのまま抽出するため、スマトラ由来の重厚なコクとハーブのような香りが際立ちます。
- 豆は粗挽きにする(細かいと粉っぽくなる)
- 豆15gにお湯250mlを注ぎ、4分待ってからプレス
休日のおやつタイムや、チョコレート系スイーツと合わせたいときにおすすめです。
アイスは急冷式が◎、水出しが△の理由
アイスコーヒーで楽しむ場合は、淹れ方の選択が鍵になります。結論から言うと、急冷式(氷で一気に冷やす方法)は相性が良く、水出し(コールドブリュー)は不向きです。
急冷式は、濃いめに淹れた熱いコーヒーを氷へ一気に注いで冷やす方法です。香ばしさとコクを保ったままキリッと仕上がるため、東京ローストの持ち味がそのまま活きます。
一方の水出しは、長時間かけて水でゆっくり成分を引き出す製法です。東京ローストで水出しにすると焙煎由来のスモーキーさやゴムのような風味が前に出やすく、せっかくのまろやかさが崩れてしまいます。同じアイスでも、東京ローストは急冷式を選ぶのが失敗しないコツです。
抽出器具をそろえたい方は、以下の記事も参考になります。




スタバ東京ローストと相性の良いフード


深いコクとシナモン系の香りを持つ東京ローストは、甘みやスパイスのあるフードとよく合う組み合わせです。とくに相性の良い3つを紹介します。
シナモンロール
東京ローストのハーブのような香りは、シナモンロールと驚くほど好相性です。温かいシナモンロールと合わせると、香りどうしが重なって一気に華やかな味わいに変わります。口コミでも「シナモンロールと合わせた途端においしくなった」という声がありました。
チョコレート・チョコ系スイーツ
しっかりしたコクはチョコレートの濃厚な甘さに負けません。ビターチョコやガトーショコラと合わせると、お互いのコク深さが引き立ちます。フレンチプレスで淹れた東京ローストと合わせると、より満足感が高まります。
オートミール・ナッツ系の焼き菓子
香ばしさを楽しみたいなら、オートミールクッキーやナッツ入りの焼き菓子もおすすめです。穀物やナッツの香ばしさが東京ローストの香りと調和し、素朴ながら奥行きのあるおやつ時間になります。
スタバの他の定番コーヒー豆との比較


東京ローストの立ち位置を理解するために、同じミディアムローストのスタバ定番豆「ハウス ブレンド」「パイク プレイス® ロースト」と比較してみましょう。
| 豆の名前 | 焙煎度 | 産地ベース | 味の方向性 | コクの強さ |
|---|---|---|---|---|
| TOKYO ロースト | ミディアム | スマトラ・ラテンアメリカ | 深いコクとハーブの香り | 強い |
| ハウス ブレンド | ミディアム | ラテンアメリカ | ナッツとココアのバランス型 | 中 |
| パイク プレイス® ロースト | ミディアム | ラテンアメリカ | なめらかで定番の飲みやすさ | 中 |
3種類はいずれもミディアムローストですが、東京ローストだけがスマトラ産を使用しており、コクの強さとハーブのような香りで明確に差別化されています。ハウスブレンドやパイクプレイスがラテンアメリカ産中心の素直なバランス型なのに対し、東京ローストは飲みごたえと個性を求める方向けの一杯です。
スタバの他の豆もまとめて比較したい方は、以下のランキング記事も参考にしてください。




スタバ東京ローストに関するよくある質問
- 東京ローストはいつでも買えますか?
-
はい、現在は通年販売の「コア コーヒー」として全国のスターバックス店舗とオンラインストアで購入できます。発売当初は数量限定でしたが、定番商品として定着しています。
- 東京ローストの値段はいくらですか?
-
ホールビーン250gで税込1,590円です(2026年6月時点)。1gあたり約6.4円で、スターバックスの定番豆としては標準的な価格帯になります。
- マイクロブレンドとの違いは何ですか?
-
東京ローストは全国の店舗で買える定番豆です。一方のマイクロブレンドは、ロースタリー東京の店頭でしか手に入らない限定のレア豆で、販売場所と希少性が大きく異なります。
- 東京ローストはアイスコーヒーに向いていますか?
-
急冷式(熱いコーヒーを氷で一気に冷やす方法)ならよく合います。ただし水出し(コールドブリュー)はスモーキーさが出やすいため、アイスにするなら急冷式がおすすめです。
- どんな人に向いていますか?
-
酸味が苦手で、しっかりしたコクと香ばしさを楽しみたい方に向いています。逆に、明るくフルーティーな酸味を求める方には物足りなく感じる場合があります。
スタバ東京ローストの特徴を知って最適な一杯を


スタバの東京ローストは、ロースタリー東京で焙煎される国内焙煎の定番豆です。スマトラ由来の深いコクとシナモンのような香りが特徴で、酸味が苦手な方でも飲みやすい一杯に仕上がっています。本記事のポイントを整理します。
- 東京ローストはロースタリー東京で焙煎される国内焙煎の定番豆(通年販売)
- 5段階ではコク4.5・香り4.0が高く、酸味2.0と控えめなコク重視タイプ
- ハンドドリップはバランス、フレンチプレスはコク重視でおすすめ
- アイスは急冷式が好相性、水出しはスモーキーさが出やすく不向き
- シナモンロールやチョコレートなど甘み・スパイス系フードと好相性
- 価格は250g税込1,590円(2026年6月時点)で全国の店舗・オンラインで購入可能
酸味が控えめでコクのあるコーヒーを探している方は、ぜひ一度東京ローストを試してみてください。まずはハンドドリップで淹れて、後味に残るやさしい甘さを確かめてみるのがおすすめです。
















