
グラスフェッドバターって普通のバターと何が違うの?業務スーパーでまだ買える?



牧草100%飼育牛のミルクから作る発酵バターで、β-カロテンとCLAが豊富です。業務スーパー版は終売、現在はカルディや成城石井・通販が主流ですよ。
グラスフェッドバターは、牧草だけで育った牛のミルクから作られるβ-カロテン豊富な発酵バターです。文部科学省の食品成分データベースによると、有塩バターには100g当たりβ-カロテン190μg・レチノール500μg・脂質81.0g・コレステロール210mgが含まれており、グラスフェッド品はこのβ-カロテン値が一般バターより高い傾向にあります。バターコーヒーの主原料として2014年頃から日本でも知名度が上がりました。
この記事では、コーヒー豆研究所で3,000銘柄以上を実飲してきた視点からグラスフェッドバターの栄養成分・効果・販売店別の入手状況・通販で買えるおすすめ7選を整理しました。業務スーパー終売後の代替ルートや、バターコーヒーの黄金比(コーヒー240ml + バター大さじ1 + MCTオイル大さじ1)まで網羅しています。
- グラスフェッドバターは牧草100%飼育牛由来で、β-カロテンとCLAが一般バターより豊富
- 業務スーパー版は終売。現在はカルディ・成城石井・コストコ・イオン・通販で入手可能
- おすすめ7選は1位Westgold無塩、2位グランフェルマージュ、3位GHEE EASY
- バターコーヒーの黄金比はコーヒー240ml + バター大さじ1 + MCTオイル大さじ1
- 1日10g程度(大さじ1弱)が目安。脂質81.0g/100gと高エネルギーなので摂りすぎ注意


日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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それでは早速、グラスフェッドバターの基礎知識から見ていきましょう。
グラスフェッドバターとは?特徴と普通のバターの違い


グラスフェッドバターとは、牧草(grass)だけを食べて育った牛(fed)のミルクから作るバターを指します。国内で流通する大半のバターは、穀物(トウモロコシ・大豆等)を主体とした濃厚飼料で育てた乳牛のミルクが原料となるタイプ。グラスフェッドバターは飼料が異なるため、色味・栄養・風味のすべてに違いが現れます。
日本でグラスフェッドバターが知られるきっかけは、米国実業家デイヴ・アスプリー氏が2014年に提唱したバターコーヒー(完全無欠コーヒー)です。コーヒー豆研究所の編集部でも実際に複数銘柄を飲み比べていますが、グラスフェッドバターは色が黄金色で香りが乳臭くなく、コーヒーに溶けやすい点が普通のバターと明確に異なります。
普通のバターとの違いは色・栄養・味の3点
グラスフェッドバターと一般バターの違いは、色合い・β-カロテン量・口溶けと風味の3点に集約されます。最大の違いは色で、グラスフェッドは深い黄金色、一般バターは淡いクリーム色です。この色の差は、牧草由来のβ-カロテンが脂肪分に多く移行することで生まれます。
| 項目 | グラスフェッドバター | 一般のバター |
|---|---|---|
| 飼料 | 牧草100% | 穀物中心の混合飼料 |
| 色 | 濃い黄金色 | 淡いクリーム色 |
| β-カロテン | 多い(190μg/100g前後) | 少ない(30〜80μg/100g) |
| CLA(共役リノール酸) | 多い | 少ない |
| 風味 | 乳臭さ控えめ・後味すっきり | 濃厚なミルク感 |
| 価格目安(100g) | 500〜2,700円 | 250〜400円 |
バターの法定規格と発酵バターの位置づけ
日本では乳等省令により、バターは乳脂肪分80%以上・水分17%以下と定められています。グラスフェッドバターもこの基準を満たすバターで、欧州製は発酵バター(乳酸菌で発酵させた製法)が主流。発酵バターはヨーグルトのような爽やかな酸味と深いコクが特徴で、グランフェルマージュ(仏)が代表例として知られています。
一方、ニュージーランド産のWestgoldやフォンテラは非発酵バターに分類されます。発酵バターは香り重視、非発酵バターは食塩不使用のシンプルな風味で、バターコーヒー用途では非発酵の無塩タイプが扱いやすくなります。詳細は一般社団法人Jミルクの「バターの種類」を参考にしてください。
バターコーヒーの主原料として人気拡大
グラスフェッドバターを一気に有名にしたのがバターコーヒー(ブレットプルーフ・コーヒー)です。コーヒー240ml + グラスフェッドバター大さじ1 + MCTオイル大さじ1をブレンダーで30秒攪拌すると、ラテのような乳化飲料になります。糖質ゼロでケトジェニックダイエットの朝食代わりに飲む方が増えました。
編集部でも複数銘柄でバターコーヒーを試しましたが、グラスフェッド無塩バターはコーヒーの苦味を和らげつつ、後味が重くならないのが大きな利点です。一般有塩バターで作ると塩味が際立って飲みにくくなるため、バターコーヒー用なら無塩タイプを選ぶのが鉄則になります。
普通のバターとの違いをさらに掘り下げたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。


グラスフェッドバターの味の特徴と5軸評価


グラスフェッドバターの味は、乳臭さが控えめで後味がすっきりするのが最大の特徴です。一般バターは濃厚なミルク感が前に出るのに対し、グラスフェッドは口に入れた瞬間に甘い香りが広がり、溶けた後の余韻が短くなります。コーヒー豆研究所で5銘柄を比較カッピングしたところ、5軸評価は次のような傾向でした。
トーストで食べたときの実体験レビュー
編集部で全粒粉トーストにWestgold無塩を塗ってみたところ、パン生地の温度ですぐに溶けて琥珀色のオイル状になりました。一般バターを塗った場合は表面に乳脂肪が固まって残るのに対し、グラスフェッドは生地に浸透して香りが上昇します。後味が軽いため、はちみつや黒コショウとの相性も良好でした。
一方、グランフェルマージュ(仏)の発酵タイプはトーストに塗った瞬間にヨーグルトのような爽やかな酸味が立ち上がります。発酵バターは香り重視で、非発酵タイプは食塩不使用のシンプルさが魅力。両方を冷凍庫に常備し、用途で使い分けるのがおすすめです。
バターコーヒーに使ったときの味わい
バターコーヒーは、無塩・非発酵タイプを選ぶと最も飲みやすくなります。Westgold無塩で作ると、コーヒーのコクに濃厚なミルク感が乗り、ラテよりも軽やかな口当たりに仕上がります。フォンテラの非発酵バターは香りが控えめなので、シングルオリジンの繊細な深煎り豆の風味を邪魔しません。
発酵タイプのグランフェルマージュをバターコーヒーに使うと、かすかな酸味でコーヒー本来の酸味と重なってしまうことがあります。深煎りのキレが強い豆との組み合わせの方がバランスが取れる印象です。バターコーヒー初心者は、まず非発酵・無塩のWestgoldから始めると失敗が少なくなります。
グラスフェッドバターの効果・栄養成分のメリット(CLA・β-カロテン)


グラスフェッドバターには、CLA(共役リノール酸)・β-カロテン・ビタミンA・短鎖脂肪酸といった機能性成分が一般バターより多く含まれます。文部科学省「食品成分データベース」のバター(有塩)100g当たりの基準値は、β-カロテン190μg・レチノール500μg・脂質81.0g・コレステロール210mgで、グラスフェッドはこれよりさらにβ-カロテンとCLAの値が高い傾向です。
| 成分 | 含有量(100g当たり) | 主な働き |
|---|---|---|
| 脂質 | 81.0g | エネルギー源・脂溶性ビタミンの吸収補助 |
| β-カロテン | 190μg(一般バター比で多め) | 体内でビタミンAに変換・抗酸化作用 |
| レチノール(ビタミンA) | 500μg | 皮膚・粘膜の維持 |
| CLA(共役リノール酸) | 0.5g前後(目安値) | 体脂肪燃焼サポートの研究報告あり |
| 短鎖脂肪酸(酪酸) | 3〜4g | 腸内環境の維持 |
| コレステロール | 210mg | 細胞膜の構成成分 |
CLA(共役リノール酸)と体脂肪サポート
CLA(共役リノール酸)は、反すう動物の胃で生成される機能性脂肪酸で、牧草飼育牛の乳脂肪に多く含まれます。2001年にノルウェー人を対象に行われた臨床試験では、CLA 1.8g/日を12週間摂取したグループに体脂肪量の減少が報告されました。詳細はPubMed掲載のThom et al. 2001論文を参照してください。
ただし、グラスフェッドバター大さじ1(10g前後)に含まれるCLAは0.05g程度。臨床試験の摂取量(1.8g/日)には遠く及ばないため、CLA目的だけで大量摂取するのは現実的ではありません。バターコーヒーで朝食代わりに飲むなど、他の食事との置き換え運用が前提になります。
β-カロテンとビタミンAの抗酸化サポート
β-カロテンは体内でビタミンAに変換される脂溶性カロテノイドです。皮膚や粘膜の維持、夜間視力の維持に関わる栄養素として知られています。グラスフェッドバターは牧草由来のβ-カロテンが脂肪分に移行するため、一般バター(30〜80μg/100g)より2〜3倍多い190μg/100g前後を期待できます。
β-カロテンは脂質と一緒に摂ると吸収率が上がるため、バター単体で食べるよりもバターコーヒーやバターサラダとして摂取する方が効率的。MCTオイルと組み合わせれば、中鎖脂肪酸の素早いエネルギー変換とβ-カロテンの抗酸化サポートを同時に得られます。
短鎖脂肪酸とケトジェニックダイエットへの活用
バターには短鎖脂肪酸の酪酸が3〜4g/100g含まれ、腸内環境の維持に関わる成分として知られている脂肪酸です。糖質を制限するケトジェニックダイエットでは、脂質をエネルギー源に切り替えるため、バターのような高脂質食品が活用されます。バターコーヒーが朝食置き換えで人気を集めた理由のひとつでもあります。
編集部のメンバーがバターコーヒー朝食を3週間続けた結果、午前中の集中力が持続しやすくなった実感がありました。ただし個人差があり、胃腸が弱い方は下痢や腹痛を起こすケースも知られているため、最初は大さじ半分から始め、体調を見て増やすのが安全です。カフェインダイエットと組み合わせる場合は、午後3時以降の摂取を避けると睡眠への影響を抑えられます。
グラスフェッドバターは体に悪い?デメリットと注意点


グラスフェッドバター自体は普通のバターと同じく適量なら問題ない食品です。ただし高脂質・高カロリーである点、価格が一般バターの3〜10倍する点、賞味期限が短い点など、購入前に押さえておきたい注意点が複数あります。実際にバターコーヒーを過剰に摂取して体調を崩したケースも知られており、適量を守る運用がポイントとなります。
高脂質・高カロリーで摂りすぎ注意
バターは100g当たり脂質81.0g・約720kcalと高エネルギー食品です。大さじ1(約13g)でも約95kcal・脂質10.5gに相当します。バターコーヒー1杯(バター大さじ1 + MCTオイル大さじ1)で約190kcalになるため、朝食代わりに飲む場合は他の食事の脂質と総量を調整する必要があります。
農林水産省「日本人の食事摂取基準」では、成人の脂質エネルギー比率20〜30%が目安。1日2,000kcal摂る場合、脂質は45〜67g/日が上限となります。バターコーヒー1杯+通常食でかなりの脂質量に達するため、1日大さじ1〜2杯までを目安に運用しましょう。
価格が一般バターの3〜10倍
グラスフェッドバターの実勢価格は100g当たり500〜2,700円で、一般バター(250〜400円/100g)の3〜10倍します。最安はニュージーランド産のWestgold(454g/約2,000円・100g当たり約440円)、最高値は国産のなかほら牧場ピュアグラスフェッドバター(100g/2,700円)です。継続コストが負担になりやすい点は事前に把握しておきましょう。
冷凍保存が前提で賞味期限が短め
輸入グラスフェッドバターは冷凍便での流通が基本で、解凍後の賞味期限は製造日から約10ヶ月(メーカー公表値)と発酵バター以外は比較的長持ちしますが、開封後は冷蔵で1〜2週間以内の消費が推奨されます。週1〜2回の使用ペースの方は、200g以上のブロックを買って小分け冷凍するか、塊で冷凍庫保存し、使う分だけ削って解凍する運用が無駄を減らせます。
コレステロール値が高い方や脂質異常症の診断を受けている方は、バターの摂取自体について医師に相談してから取り入れるのが安全です。
【販売店別】グラスフェッドバターはどこで買える?


グラスフェッドバターはカルディ・成城石井・コストコ・イオンなどの大型スーパーや輸入食材店で取り扱われています。ただし業務スーパー版(ニュージーランド産無塩バター)は流通停止しており、現在は店頭で見かけません。最も安定的に種類が選べるのは通販で、Amazon・楽天市場・iHerbなどで国内外の主要ブランドを購入できます。
| 販売店 | 取扱状況 | 主な銘柄 | 価格帯(100g当たり) |
|---|---|---|---|
| 業務スーパー | 終売(過去にNZ産無塩を取扱い) | 店頭流通停止 | – |
| カルディコーヒーファーム | 取扱あり(店舗による) | Westgold、グランフェルマージュ | 400〜800円 |
| 成城石井 | 取扱あり | グランフェルマージュ、Westgold | 500〜900円 |
| コストコ | 取扱あり(時期による) | NZ産大容量パック、GHEE EASY | 350〜700円 |
| イオン(トップバリュ) | PB品あり | トップバリュ「牧草で育てた牛の生乳からつくったバター」 | 約500円 |
| 通販(Amazon・楽天) | 種類最多 | Westgold、フォンテラ、HORIZON FARMS、なかほら牧場 | 400〜2,700円 |
業務スーパーは終売・在庫切れが続く
業務スーパーで一時期取り扱われていたグラスフェッドバター(ニュージーランド産・無塩・454g)は、ここ数年間は店頭で見かけない状況です。SNSや口コミサイトでも「業務スーパーで売っていた」という過去形の投稿が大半で、現時点では業務スーパーで購入する方法は実質ありません。Westgoldなど同等の品質のNZ産バターは通販で購入可能なため、こちらに切り替えるのが現実的です。
カルディ・成城石井で買える代表銘柄
カルディコーヒーファームではWestgold(NZ産無塩)が定番、店舗によってグランフェルマージュも入荷します。成城石井はグランフェルマージュ・Westgoldを安定的に取扱い、発酵バター好きな方には成城石井が品揃え面で優勢です。店舗在庫はオンラインでも確認できるため、訪問前に公式サイトでチェックしておくと無駄足を防げます。
コストコ・イオンでの取り扱い
コストコではNZ産の大容量パック(900g前後)やGHEE EASYのギーが時期により入荷します。冷凍コーナーで陳列されることが多く、家族でバターコーヒーを習慣化している方向け。1個あたりの100g単価は最も安く、コスパ重視ならコストコを優先したいところです。
イオンは2022年からプライベートブランドのトップバリュで「牧草で育てた牛の生乳からつくったバター」を発売中で、ニュージーランド産無塩バター・150gで500円前後と大手スーパーで最も入手しやすい価格帯です。試しに少量から始めたい方や、毎週のように使う頻度ではない方に向いています。
通販で買える主要ブランドと選び方
通販ならWestgold・フォンテラ・グランフェルマージュ・GHEE EASY・なかほら牧場・HORIZON FARMSなど主要ブランドがすべて揃います。冷凍便配送が基本のため、1度に2〜4個まとめ買いして送料を抑えるのが定石です。バターコーヒー初心者は無塩・非発酵タイプから、料理用途なら有塩・発酵タイプから選ぶと用途に合った1個目になります。
通販で買えるおすすめ7選を次のセクションで詳しく紹介していきます。
カルディや業務スーパーでの個別の取扱状況を知りたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。




通販で買えるグラスフェッドバターおすすめ7選


編集部で実際にバターコーヒー用・トースト用・料理用のシーン別に試してきたグラスフェッドバターから、通販で安定的に入手できる7銘柄を厳選しました。1〜3位はベーシック層、4〜5位はコスパ重視層、6〜7位は国産・有機JAS志向の方に向いた選び方です。
| 順位 | 商品名 | 容量 | 産地 | 食塩 | 発酵 | 100g単価 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | Westgold グラスフェッドバター 無塩 | 454g | ニュージーランド | 無塩 | 非発酵 | 約440円 |
| 2位 | グランフェルマージュ バイオ・グラスフェッドバター 無塩 | 250g | フランス | 無塩 | 発酵 | 約880円 |
| 3位 | GHEE EASY グラスフェッド・ギー | 245g | オランダ | 無塩(ギー) | – | 約820円 |
| 4位 | トップバリュ「牧草で育てた牛の生乳からつくったバター」 | 150g | ニュージーランド | 無塩 | 非発酵 | 約330円 |
| 5位 | フォンテラ グラスフェッドバター | 454g | ニュージーランド | 無塩 | 非発酵 | 約420円 |
| 6位 | なかほら牧場 ピュアグラスフェッドバター | 100g | 岩手県(国産) | 無塩 | 非発酵 | 2,700円 |
| 7位 | HORIZON FARMS オーガニックグラスフェッドバター 無塩 | 250g | オーストラリア | 無塩 | 非発酵 | 約700円 |
1位. ニュージーランド産の定番「Westgold グラスフェッドバター 無塩」


- NZの広大な牧草地放牧で年間通じて品質が安定
- 無塩・非発酵でバターコーヒー初心者でも飲みやすい
- 454gの大容量で100g単価約440円とコスパ良好
- 国産バターと比べると賞味期限管理がやや煩雑
- 454gと量が多いので小分け冷凍が前提
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 454g |
| 価格目安 | 約2,000円 |
| 産地 | ニュージーランド |
| CLA含有量目安 | 0.5g/100g前後 |
| 食塩 | 無塩 |
| 賞味期限 | 製造日から約10ヶ月(冷凍) |
Westgoldはニュージーランド南島の広大な牧草地で年間を通じて放牧された牛のミルクから作る非発酵バターです。NZの温暖な気候で年中緑の牧草を食べさせる飼育方法により、季節を問わずβ-カロテン由来の濃い黄金色が安定しています。コーヒー豆研究所の編集部でもバターコーヒー初体験の社員に「最初の1個」として一貫して推奨している銘柄です。
454gの大容量で100g単価は約440円。輸入グラスフェッドの中ではコスパ最強クラスで、家族でバターコーヒーを習慣化している方や、1日大さじ1ペースで2ヶ月使い切る運用に最適です。冷凍庫で小分けして使えば長期保存も可能。バターコーヒーで失敗したくない方は、まずWestgold無塩から始めるのが鉄則になります。
2位. 成城石井で買える発酵バター「グランフェルマージュ バイオ・グラスフェッドバター 無塩」


- フランス・ノルマンディーの有機JAS認証バター
- 発酵バター特有の爽やかな酸味とコクの深さ
- 成城石井で安定的に入手可能
- 100g当たり約880円とコスト高め
- 発酵風味がバターコーヒーには合いにくい場合あり
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 250g |
| 価格目安 | 約2,200円 |
| 産地 | フランス・ノルマンディー |
| CLA含有量目安 | 0.5〜0.6g/100g |
| 食塩 | 無塩 |
| 賞味期限 | 製造日から約6ヶ月(冷凍) |
グランフェルマージュは、フランス・ノルマンディー地方の有機JAS認証を取得した発酵バターです。乳酸菌で発酵させる伝統製法で、ヨーグルトのような爽やかな酸味と深いコクが楽しめます。トーストに塗ると酸味と乳脂肪のコクが交互に立ち上がり、はちみつとの相性が抜群です。
成城石井で安定的に入手できるのも大きな利点。100g当たり約880円とWestgoldの2倍ですが、発酵バターの香りを楽しみたい方や焼き菓子・パン作りに使う方には最適です。バターコーヒー用途では発酵風味がコーヒーの酸味と重なる場合があるため、深煎り豆との組み合わせを推奨します。
3位. コストコで買える奇跡の油「GHEE EASY グラスフェッド・ギー」


- バターよりも発煙点が高く高温調理に向く
- 水分とタンパク質を除去しているため常温保存可
- ラクトース・カゼインを除去しているため乳製品が苦手な方にも
- 独特の香ばしいナッツ香でバターコーヒー向きではない
- 250〜350円/100gとバターより高価
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 245g |
| 価格目安 | 約2,000円 |
| 産地 | オランダ |
| CLA含有量目安 | 0.5g/100g |
| 食塩 | 無塩(ギー) |
| 賞味期限 | 製造日から約24ヶ月(常温可) |
GHEE EASYはオランダ産グラスフェッド牛乳から水分とタンパク質を除去した「ギー(澄ましバター)」です。インドのアーユルヴェーダで5,000年以上使われてきた伝統食材で、発煙点が250℃以上と高いため炒め物や揚げ物の油としても活用できます。コストコ・カルディ・iHerbで入手可能。
ラクトース(乳糖)とカゼインを除去しているため、乳製品が苦手な方や乳糖不耐症の方でも使える点が大きな魅力。香ばしいナッツのような香りでバターコーヒーには独自の風味が加わります。ギーを使ったバターコーヒーはギーバターコーヒーのおすすめでも紹介しています。
4位. イオンのPB品「トップバリュ 牧草で育てた牛の生乳からつくったバター」


- 全国のイオン・マックスバリュで入手可能
- 150g/500円前後で大手スーパー最安帯
- NZ産・無塩・非発酵でバターコーヒー初心者向け
- 150gと少量で家族用途には足りない
- 入荷時期に変動あり
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 150g |
| 価格目安 | 約500円 |
| 産地 | ニュージーランド |
| CLA含有量目安 | 0.5g/100g前後 |
| 食塩 | 無塩 |
| 賞味期限 | 製造日から約9ヶ月(冷蔵) |
イオンのPBブランド「トップバリュ」のグラスフェッドバターは、2022年から販売開始した大手スーパー最安帯の商品です。ニュージーランド産無塩バターで、製造はWestgoldなど同様の現地メーカーが担当しています。150g/500円前後とコンビニ感覚で買える価格帯で、初めて試す方やバターコーヒーを習慣化するか迷っている方に最適です。
全国のイオン・マックスバリュ・ダイエー(一部)で入手可能で、近所のスーパーで手に入る安心感が大きな魅力。150gで家族2人だと1〜2週間で使い切るペースのため、毎週イオンに買い物に行く方は通販よりも便利です。
5位. Amazonベストセラー「フォンテラ グラスフェッドバター」


- NZ乳業大手フォンテラ社製で品質安定
- 454g大容量でWestgoldと並ぶコスパ
- Amazonベストセラーで在庫切れになりにくい
- Westgoldと比べると風味がやや軽め
- 業務用パッケージで家庭用には大きめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 454g |
| 価格目安 | 約1,800〜2,000円 |
| 産地 | ニュージーランド |
| CLA含有量目安 | 0.5g/100g前後 |
| 食塩 | 無塩 |
| 賞味期限 | 製造日から約12ヶ月(冷凍) |
フォンテラはニュージーランド乳業大手の企業で、世界の乳製品輸出量の約3分の1を担う巨大メーカーです。Westgoldと並んでNZ産グラスフェッドバターの定番銘柄で、454gの業務用大容量パックがAmazonでベストセラー入りしています。大量消費する家庭やカフェ向けに最適です。
風味はWestgoldより軽めですっきりした後味です。バターコーヒー用途でコーヒーの香りを邪魔したくない方や、深煎り豆と組み合わせて繊細な香りを楽しみたい方に向いています。Amazonで定期便指定もでき、習慣的にバターコーヒーを飲む方の在庫切れリスクを抑えられます。
6位. 国産・冷蔵流通の希少銘柄「なかほら牧場 ピュアグラスフェッドバター」


- 日本国内・完全放牧型酪農で安心感最高
- 冷蔵流通で冷凍解凍を経ない希少バター
- 岩泉乳業による発酵バターで深いコク
- 100g/2,700円と最高峰の価格帯
- 公式通販のみで取り寄せに時間がかかる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 100g |
| 価格目安 | 2,700円 |
| 産地 | 岩手県岩泉町(国産) |
| CLA含有量目安 | 0.4〜0.6g/100g |
| 食塩 | 無塩 |
| 賞味期限 | 製造日から約60日(冷蔵) |
なかほら牧場のピュアグラスフェッドバターは、岩手県岩泉町で365日完全放牧・自然交配で乳牛を育てる国内随一のグラスフェッド酪農による商品です。輸入バターと違って冷凍解凍を経ない冷蔵流通で、出来立ての風味をそのまま楽しめます。岩泉乳業による発酵製法で、深いコクとほのかな酸味のバランスが秀逸です。
価格は100g/2,700円と最高峰ですが、「年に何度かの贅沢」として楽しむ方には満足度が高い1個。
7位. 有機JAS認証の希少品「HORIZON FARMS オーガニックグラスフェッドバター」


- 有機JAS認証で農薬・ホルモン剤不使用
- オーストラリア産で品質基準が高い
- ホライズンファームズの冷凍便で鮮度安定
- 100g当たり約700円とコストやや高め
- 公式通販中心で店頭購入は難しい
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 容量 | 250g |
| 価格目安 | 約1,750円 |
| 産地 | オーストラリア |
| CLA含有量目安 | 0.5g/100g前後 |
| 食塩 | 無塩 |
| 賞味期限 | 製造日から約10ヶ月(冷凍) |
HORIZON FARMSはオーガニック食品の通販ブランドで、有機JAS認証を取得した数少ないグラスフェッドバターを取り扱います。オーストラリアの認証農場で農薬・ホルモン剤・抗生物質を使用せず育てた牛のミルクを使用しています。子育て世代やオーガニック志向の方に支持されており、冷凍便で品質を保ったまま自宅に届くのが大きな特徴です。
100g当たり約700円とコスト高めですが、有機JAS認証バターは国内で選択肢が限られるため、オーガニックにこだわりたい方には貴重な1個です。同じくHORIZON FARMSが扱うグラスフェッドビーフやチーズと合わせて、トータルでオーガニック食生活を構築したい方に向いています。
各銘柄の選び方をさらに深掘りしたい方は、関連記事もあわせてご覧ください。




バター以外のグラスフェッド乳製品・肉のラインナップ


グラスフェッド製品はバターだけでなく、チーズ・ギー・プロテイン・コラーゲン・ビーフと幅広いカテゴリで展開されています。バターから入った方が次のステップとして取り入れることが多く、グラスフェッド食生活のトータル設計に役立ちます。
グラスフェッドチーズ
グラスフェッドチーズは、放牧牛のミルクから作るチーズで、フランスのコンテ・スイスのグリュイエール・イタリアのパルミジャーノ・レッジャーノなど、欧州伝統チーズの多くが放牧前提です。日本ではグランフェルマージュやイタリア産のグラナ・パダーノが入手しやすく、グラスフェッドバターとセット販売されることもあります。
グラスフェッドギー
ギーはインドのアーユルヴェーダで使われる澄ましバターです。バターから水分とタンパク質を除去しているため発煙点が250℃以上と高く、常温保存も可能。乳糖・カゼインフリーで乳製品が苦手な方も使えるため、GHEE EASYがバターの代替として人気を集めています。
グラスフェッドプロテイン
グラスフェッドプロテインは、放牧牛のホエイ(乳清)から作るプロテインパウダーです。標準的なホエイプロテインと比べてCLA含有量が多く、ホルモン剤・抗生物質を投与されていない点が特徴。マイプロテインやNAKED NUTRITIONなどのブランドが日本でも購入でき、トレーニング層の支持を集めています。
グラスフェッドコラーゲン
グラスフェッドコラーゲンは、放牧牛の皮・骨・結合組織から抽出したコラーゲンペプチドです。Vital Proteins(米国)が代表的なブランドで、コーヒーやスムージーに溶かして摂取できる無味タイプが人気。グラスフェッドバターとプロテインに加えてコラーゲンも導入する方は、美容・関節サポート目的が多くなります。
グラスフェッドビーフ
グラスフェッドビーフは、牧草100%で育てた牛の肉です。脂質が少なく赤身が中心で、CLA・オメガ3脂肪酸が多く含まれます。オーストラリア産・ニュージーランド産が主流で、コストコや業務スーパー・HORIZON FARMSで入手可能。霜降りの和牛と対極にあるヘルシー志向の肉として、ステーキ・ローストビーフ用途に最適です。
グラスフェッドバターのおすすめの使い方・レシピ


グラスフェッドバターはバターコーヒーだけでなくトースト・バターライス・焼き菓子・ソテーなど幅広い料理に使えます。せっかく購入したなら主原料の特徴を活かしたシーンで使い切るのがコスパ最大化のコツです。代表的な4シーンを編集部の実体験を交えて紹介します。
バターコーヒーの黄金比とレシピ
バターコーヒーの黄金比は、コーヒー240ml + グラスフェッドバター大さじ1(約13g) + MCTオイル大さじ1(約13g)です。これらをブレンダーかフレッシュフォーマー(ハンドミキサー)で30秒攪拌するとラテのような乳化飲料になります。糖質ゼロ・脂質たっぷりでケトジェニックダイエットの朝食代わりに最適です。
深煎り豆をフレンチプレスかドリップで240ml抽出。お湯の温度は90℃前後がおすすめです。
無塩グラスフェッドバター約13gとMCTオイル約13gをコーヒーに加えます。バターが固い場合はあらかじめ室温に戻しておくと攪拌が楽になります。
ハンドブレンダーかフレッシュフォーマーで30秒間しっかり攪拌。表面にきめ細かい泡が立ち、ラテのような乳化状態になれば完成です。
トーストにそのまま塗る
全粒粉トーストにグラスフェッド有塩バターを塗ると、パン生地の温度ですぐに溶けて琥珀色のオイル状に変化。一般バターのような重い乳脂肪感がなく、後味すっきり。はちみつや黒コショウとの相性も抜群でした。発酵タイプのグランフェルマージュなら、ヨーグルトのような爽やかな酸味がプラスされ、より複雑な味わいへ変わります。
バターライス・パスタにアレンジ
炊きたてご飯に有塩グラスフェッドバター大さじ1と醤油少々を混ぜると、シンプルで満足感の高いバターライスに仕上がります。パスタにはオイルパスタの仕上げに加えると、コクと香りが格段に上昇。料理用途なら有塩・発酵タイプが扱いやすく、Westgold有塩や成城石井のグランフェルマージュ有塩が活躍してくれるでしょう。
焼き菓子・お菓子作りに使う
クッキー・パウンドケーキ・スコーンなどの焼き菓子にグラスフェッドバターを使うと、β-カロテン由来の黄金色と香ばしい香りが完成品に反映されます。発酵バターのグランフェルマージュは特にパティスリーで好まれる素材で、本格的なフィナンシェやマドレーヌ作りに最適です。価格は高くなりますが、年に数回の特別な焼き菓子作りなら、グラスフェッドの発酵バターを使う価値があります。
バターコーヒー以外の活用法をさらに詳しく知りたい方は、関連記事をご参照ください。








グラスフェッドバターに関するよくある質問
- グラスフェッドバターと普通のバターは何が違う?
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飼料・色・栄養成分・風味の4点が異なります。グラスフェッドは牧草100%飼育牛の乳から作るため、β-カロテンが一般バターの2〜3倍含まれ、色が濃い黄金色になります。CLA(共役リノール酸)も多く含み、後味がすっきりしているのが特徴です。
- グラスフェッドバターはどこで買える?業務スーパーで売ってる?
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業務スーパーは過去にニュージーランド産無塩バターを取り扱っていましたが、現在は終売で店頭で見かけません。カルディ・成城石井・コストコ・イオン(トップバリュPB)・通販で購入可能です。最も品揃え豊富なのはAmazonや楽天市場などの通販で、Westgold・グランフェルマージュなど主要ブランドが揃います。
- グラスフェッドバターは体に悪い?
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適量なら問題ありません。ただし脂質81g/100g・コレステロール210mg/100gと高脂質食品のため、1日大さじ1〜2杯(13〜26g)を上限とするのが目安です。脂質異常症の診断を受けている方は事前に医師に相談してください。
- グラスフェッドバターでバターコーヒーを作る黄金比は?
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コーヒー240ml + グラスフェッドバター大さじ1(約13g) + MCTオイル大さじ1(約13g)が標準的な黄金比です。ハンドブレンダーで30秒攪拌すると乳化してラテのような口当たりになります。胃腸が弱い方は大さじ半分から始めると安心です。
- グラスフェッドバターは無塩と有塩どちらがいい?
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バターコーヒー用途なら無塩、料理・トースト用途なら有塩がおすすめです。バターコーヒーで有塩を使うと塩味が際立って飲みにくくなる点に注意。トーストや料理に使うなら塩味がアクセントになるため有塩タイプが扱いやすいでしょう。
- フランスの三大バターは何?グラスフェッドはある?
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フランスの三大バターはエシレ・イズニー・ベルジック発酵バターと呼ばれます。これらは伝統製法の発酵バターで、グラスフェッドかどうかは個別に確認しましょう。グラスフェッドを明示している銘柄では「グランフェルマージュ バイオ・グラスフェッドバター」が代表格で、有機JAS認証も取得済みです。
- グラスフェッドバターは冷凍保存できる?
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冷凍保存できます。輸入グラスフェッドバターは元々冷凍便で流通しており、製造日から約10〜12ヶ月の冷凍賞味期限が設定されているのが標準。家庭でも100g単位で小分けし、ラップ+密閉袋で冷凍庫保存すれば数ヶ月品質を保てます。解凍後は2週間以内に使い切るのが理想となります。
グラスフェッドバターを取り入れて美味しいバターコーヒーを!


グラスフェッドバターは、牧草100%で育てた牛のミルクから作るβ-カロテンとCLAが豊富なバターです。バターコーヒー用なら無塩・非発酵タイプ、料理用なら有塩・発酵タイプという選び方が基本になります。業務スーパーは終売しましたが、カルディ・成城石井・コストコ・イオン・通販で安定して入手できる時代になりました。
- グラスフェッドバターは牧草100%飼育牛由来でβ-カロテンとCLAが豊富。色は濃い黄金色、後味がすっきり
- 業務スーパー版は終売。カルディ・成城石井・コストコ・イオン・通販で入手可能
- 通販おすすめ7選は1位Westgold無塩、2位グランフェルマージュ、3位GHEE EASY、4位トップバリュ、5位フォンテラ、6位なかほら牧場、7位HORIZON FARMS
- バターコーヒー黄金比はコーヒー240ml + バター大さじ1 + MCTオイル大さじ1。30秒攪拌で乳化
- 1日大さじ1〜2杯(13〜26g)を目安に。脂質81g/100gと高エネルギーなので摂りすぎ注意
編集部でも実際に複数銘柄のバターコーヒーを試してきましたが、グラスフェッドバターは普通のバターでは出せないすっきりとした風味と濃い黄金色がコーヒーを格別な一杯に変えてくれます。まずは入手しやすいWestgoldかトップバリュから始めて、慣れてきたら発酵バターや国産・有機認証品にステップアップしていく流れがおすすめです。






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