
コーヒー豆の値段相場ってどのくらいなのかな。

コーヒー豆の値段を一覧形式で見たい!高いコーヒー豆は何?
こういった疑問や要望にお答えしていきます。
コーヒー豆はどうやって値段がついているのか気になる方も多いでしょう。
そこで今回は価格の違いの秘密をおさえながら、一覧からコスパの高いコーヒー豆まで紹介!ランキング形式でもお伝えするので、迷っている方は必見です。
- コーヒー豆の値段相場は最低でも100gあたり約¥300
- 値段が安いコーヒー豆は欠点豆が多かったり、新鮮さに欠けることが多いので注意
- コスパ抜群のコーヒーは「珈琲きゃろっと お試しセット」「加藤珈琲店 ゴールデンブレンド」などがある

日本安全食料料理協会(JSFCA)認定のコーヒーソムリエ、げんた(@topcoffeelab)が監修。
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コーヒーを愛し続けて約10年。現在はコーヒー専門家として活動し、様々な媒体・メディアにご紹介いただいています。独自ブランドのコーヒー豆を「ラボカフェ」で販売中。
それでは早速見ていきましょう。
コーヒー豆の値段相場
結論から言うと、美味しいコーヒー豆・粉の値段相場は最低でも100gあたり約¥300が目安になります。
100gあたり¥200以下のコーヒーは、豆のサイズが不揃いだったり、欠点豆が混ざっていることもあり、品質面でやや不安が残ります。
一方で、コーヒー専門店で販売されている豆の価格帯は、100gあたり¥400〜¥1,000程度が一般的です。
こうした専門店の豆は焙煎からの時間が短く、鮮度が高いため、ドリップするとお湯を注いだときにふんわりと膨らみ、豊かな香りと味わいが引き立ちます。
逆に、スーパーなどで売られている袋詰めのコーヒーは、すでに粉に挽かれているうえに焙煎日が明記されていないことも多く、鮮度が落ちている可能性があります。
コーヒー豆の価格で迷ったときは、この相場感(¥300〜¥1,000/100g)を1つの基準として、ぜひ参考にしてみてください。
コーヒー豆価格比較表
分類 | 100gあたり | 200gあたり | 1kgあたり |
---|---|---|---|
廉価品(スーパー系) | 約¥100〜¥399 | 約¥200〜¥798 | 約¥1,000〜¥3,990 |
市販ブレンド | 約¥250〜¥900 | 約¥500〜¥1,800 | 約¥2,500〜¥9,000 |
スペシャルティコーヒー | 約¥450〜¥1,000 | 約¥900〜¥2,000 | 約¥4,000〜¥10,000以上 |
コーヒー1杯の値段
今回は、スターバックスとタリーズのコーヒー豆の価格をもとに、それぞれの平均価格から1杯あたりのコストを算出してみました。
その結果、スターバックスでは約¥50、タリーズでは約¥53となりました。
ここに、水道代やペーパーフィルターなどの雑費を加えると、自宅でコーヒーを淹れる際の1杯あたりのコストは、だいたい¥50〜¥60程度になります。
なお、ここで使用しているコーヒー豆は、スタバやタリーズのものを想定しています。もちろん、豆の銘柄や品種によって価格は大きく異なります。
とはいえ、コーヒーが好きな方であれば、自宅用に抽出器具を1台そろえて、コーヒーライフを始めてみるのは十分におすすめできます。
現在、価格が高騰中
現在、コーヒー豆の価格は1年で2倍になり、今後もさらに高騰する見通しとなっています。
※2025年5月時点
コーヒー生豆の相場は昨年11月に1ポンド当たり106セントですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、世界的な船、コンテナ不足となり、海上運賃が高騰したことが原因とされています。
さらに2021年には、コーヒー豆の一大生産国であるブラジルで干ばつや木に霜が降りる「霜害」が発生し、200セントを超える値が付くなど、依然として高値で推移しています。
このままだと今までの倍の値段でコーヒーを飲む日が来るかもしれないね
コーヒー豆の値段の違いは希少性の高さ
そもそも、コーヒー豆の値段はどのように決まっているのでしょうか?
その大きな要因のひとつが「希少性」です。市場に出回るコーヒー豆の量には限りがあります。
たとえば、生産量が少ない豆に対して多くの人が欲しがれば、当然価格は上がります。つまり、需要に対して供給が少ない状態になると、その豆の希少性は高まり、値段も上がるのです。
では、なぜ希少性が高くなるのでしょうか?
理由はさまざまですが、たとえば「収穫できる量が極めて少ない」「栽培に非常に手間と時間がかかる」「特定の気候や土地でしか育たない」などが挙げられます。
このように、コーヒー豆の価格は単なる原価だけでなく、その背景にある生産条件や市場の需給バランスによって大きく左右されているのです。
人気コーヒー豆の値段一覧
ここでは人気コーヒー豆の値段を一覧で紹介していきます。
まとめると以下の通り。
国名(品種) | 値段相場(100gあたり) |
---|---|
コロンビア | ¥250 |
ブラジル | ¥350 |
エチオピア・モカ | ¥600 |
ケニア | ¥300 |
グアテマラ | ¥480 |
コスタリカ | ¥260 |
インドネシア(マンデリン) | ¥850 |
メキシコ | ¥648 |
ペルー | ¥680 |
タンザニア | ¥310 |
パナマ・ゲイシャ | ¥3,500〜¥5,500 |
ブルーマウンテン | ¥1,000〜¥3,000 |
ハワイコナ | ¥1,500 |
ブラックアイボリー | ¥30,000以上 |
※2025年5月時点
明確には決まっていなけど、これぐらいの相場感だね!
値段が安いコーヒー豆
値段が安いコーヒー豆といえば「加藤珈琲店 ゴールデンブレンド 2kg セット 500g×4 珈琲豆」で決まり。
世界の珈琲鑑定士が認めた「高品質Qグレードコーヒー豆」をふんだんに使ったレンドコーヒーでありながら、2kg入りでなんと¥2,570という値段。
口当たりマイルドで、コクと甘味・酸味が調和した味わいが特徴。
高品質で美味しく、安心安全な加藤珈琲店自慢のコーヒーなので気になる方は購入してみてください。


ただあまりにも安いコーヒーを買おうとすると痛い目にあうケースがちょくちょくあります。
事例としては「買ったコーヒー豆にカビが生えていた」や「コーヒーが酸っぱく感じる」などです。
上記で解説した相場感をおさえながらショッピングするようにしてください。
安いコーヒー豆が危険な理由については、以下の記事をチェック!
値段が高いコーヒー豆ランキング
ここでは値段が高いコーヒー豆をランキング形式で紹介します。
まとめると以下の通りです。
順位 | 値段 |
---|---|
第1位 | ブラックアイボリー:100g当たり¥30,000以上 |
第2位 | カペ・アラミド:100g当たり¥15,000ほど |
第3位 | コピ・ルアク:100g当たり¥3,000〜8,000ほど |
第4位 | パナマ・ゲイシャ:100g当たり¥3,500~5,500程度 |
第5位 | ブルーマウンテン:100g当たり¥1,000~3,000程度 |
第6位 | コナ・コーヒー:100g当たり約¥1,500 |
特にブラック・アイボリーは超高級品なので、自分で飲むのもおすすめですしプレゼントやギフトにも最適です。
より詳しく知りたい方は「高級なコーヒー豆ランキング15選!ギフトやプレゼントにも合う」の記事を参考にしてみてください。
コスパ抜群のコーヒー豆3選!値段も丁度良い
ここでは値段も丁度いい、コスパ抜群のコーヒー豆3選紹介していきます。
ここまでは高すぎたり、安すぎたり極端な商品を紹介していきましたが、コーヒーマニアの筆者が選ぶコスパの高いコーヒー豆を厳選してお伝えします。
まとめると以下の通り。
- 珈琲きゃろっと 初回お試しセット
- 土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット
- 澤井珈琲 コーヒー豆 2種類
1つ1つ解説します。
1. 初めての方にはおすすめ!コスパ抜群「珈琲きゃろっと 初回お試しセット」
珈琲きゃろっとは、自家焙煎コーヒー豆の通販ショップです。
珈琲きゃろっとに務める焙煎士の内倉大輔さんや、それを含む北海道勢は、日本スペシャルティコーヒー協会が行うコーヒー焙煎の全国大会「ローストマスターズ チャンピオンシップ」で優勝した実績を誇ります。
2つの銘柄が堪能できる
- チェリーのようなマイルドな甘酸っぱさが感じられるグァテマラ・グアヤボ農園
- コスタリカ・モンテ・コペイ農園:ミルクチョコレートやブラウンシュガーのような甘さが心地よい
どちらの銘柄も後味がほんのり甘いのが魅力的。
こちらのコーヒー豆は焙煎後、新鮮なうちに出荷するということに徹底的なこだわりを持っています。
また素材の味を最大限に引き出す焙煎にも特徴があり、天候、湿度、気温など細かくチェックしています。
多くのメディアも取り上げられているほど人気なコーヒーを是非試してみてください。
価格は今だけ¥1,980とコスパ抜群!初回お試しセットは¥1980で2種類のコーヒー豆400gが楽しめます。
美味しいコーヒーをお得にたっぷり飲みたい場合におすすめです。
\ 今なら初回限定53%OFF /
2. 美味しさに自信あり!最高品質のコーヒーが楽しめる「土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット」
美味しさに何よりも自信があるのがこちらの「土居珈琲」。
土居珈琲の美味しさの理由は新鮮さもありますが、標高の高い場所で栽培された収穫量の少ない豆を使用しているのが特徴です。
そしてこのお試しセットは土居珈琲の有名な銘柄のなかで、購入した人からの人気が高い2種類をセットにしています。
1杯あたりの豆の基準使用量は約10gで、「土居珈琲「小さな焙煎」おためしセット」においての焙煎度合いはおまかせとなっています。
焙煎度合いは2銘柄ともにフルシティロースト。
\ 多数メディアに掲載 /
3. ファミリー向けのコスパ抜群コーヒー「澤井珈琲 コーヒー豆 2種類」
「ブレンド・フォルティシモ」、「ビクトリーブレンド」と呼ばれる2種類のブレンドが堪能できる澤井珈琲のセット商品です。
「フォルティシモ」は香ばしさ&あっさりとした風味が特徴の優しいブレンドが特徴。
一方の「ビクトリーブレンド」は、コクがかなり強いためカフェオレなどにおすすめです。
是非自分好みのベストブレンドを見つけてみてください。
比較的量が多いので、いきなり購入するのが不安だという方は単品パックで試すのがおすすめでしょう。
そのくらいコスパという面では優れています。


この他にもおすすめのコーヒー通販店が知りたい方は「コーヒー豆通販のおすすめ人気ランキング55選!専門家厳選」の記事を参考にしてください。
自分が買いたいコーヒー豆の値段相場を把握しよう!
いかがでしたでしょうか?
コーヒー豆の値段相場について一覧からコスパ抜群の豆まで紹介しました!
今回の記事で重要なことをまとめると以下のとおりです。
- 美味しいコーヒー豆・粉の値段相場は最低でも100gあたり¥300
- コーヒー豆の相場は希少性によって決まる
- 高すぎるコーヒーよりもコスパ高い豆を買うのが得策
コーヒー豆の相場は希少性によって決まっていますが、その年の天候や経済の動きによっても変わってきます。
また値段が高いからといって必ずしも美味しいとは限りません。
自分が買いたいコーヒー豆の値段相場を把握しつつ、是非今回紹介したコスパの高いコーヒー豆を参考にしながら、自分のお気に入りの商品をゲットしてください。